こんにちは、木多崇将です。

今日のメールの内容は、かなり説教臭いです。

人によっては、
かなり不快な気持ちになる可能性があります。

なので、それを踏まえた上で、読み進めてください。

現在、世の中の清潔至上傾向、潔癖症の人に対して、
どうしても言いたいことがあるので、
このメールを書きました。

現在、潔癖症の人が世の中にたくさんいると思います。

例えば、電車のつり革がつかめない。

例えば、エレベーターのボタンは指の第二関節で押す。

例えば、鍋料理をみんなで食べられない。

要するに、

「自分はキレイ!でも、自分以外の人や物は汚い!!」

と、思い込んでいる人がたくさんいると思います。

ただ、私は、こういう潔癖症の人たちを見て

「情報弱者」

だと思います。

情報弱者とは?


情報弱者とは、情報資源に満足にアクセスできない人や
情報を充分に活用できない人を指す俗称である。

コンピュータやインターネットが発達・普及している、
現在の高度情報化社会においては、得られる情報の量や
質の差が、社会的、経済的な格差を生みやすい。

この格差は情報格差などと呼ばれる。


そう、かなりキツイ言い方になってしまうのですが、
潔癖症の人は、はっきり言って

「情弱」「勉強不足」「知識不足」

です。

もっと厳しい言い方をすれば

「馬鹿」

だと言わざるを得ないと思っています。

なぜなら、ちょっとでも細菌や、微生物の知識があれば
潔癖症に、なることは不可能だからです。

そう、潔癖症は、菌に対して無知だからなれるのです。

今日は、みんなが知っているようで、
よくわかっていない微生物のことについて
少し話をしたいと思います。

本当に厳しいこと言ってしまいますが

「私は潔癖症です!」

ということは

「私は無知な馬鹿です!」

と公言しているようなものだと思います。

人から馬鹿にされたくない人は、
今日の話を聞いて欲しいと思います。

まず、潔癖症の人に限らず、多くの人は

菌 = 汚い

という常識を持っていると思います。

ただ、こう思い込んでいる人の99%は、
実際に、菌を顕微鏡で見たことがないと思います。

具体的に、なぜ菌が汚いのか、論理的に
どのように菌が汚いのか説明もできないと思います。

そう、潔癖症の人は、見たこともない菌に対して、
根拠なく、汚いものだと思い込んでいると思います。

おそらく、小さい頃にお母さんとか、
学校の先生とか、テレビCMの影響を受けて

「手には、ばい菌がついているので、
石鹸でキレイに洗いましょーね♪」

という洗脳を受けて、
大人になった今でも信じ続けているだけだと思います。

「菌?汚いに決っているじゃないか!
O-157で食中毒で人が死んでいるじゃないか?」

という反論したところで、その本人は、
具体的にO-157で食中毒が起こるメカニズムを
説明できないと思います。

もちろん、ある程度、清潔にすることは大事です。

昔は、特に、
中世ヨーロッパは衛生状態が悪かったそうです。

例えば、中世ヨーロッパでは、
王族ですらお風呂に入らなくてみんな臭かったとか。

例えば、うんこやゴミが、道端に散乱していたり、
川に直接流されていたとか。

とにかく、昔は、不衛生な環境だったそうです。

だから、中世ヨーロッパでは
ペストなどの疫病が流行して、
多くの人たちが死んだのです。

こういう歴史があるので、その反動で

「清潔にしましょう!」

ということが
現代では常識となっているのだと思います。

ただ、環境や、状況は常に変化をします。

はっきり言って、現代の、
特に日本の衛生状態は劇的に良くなっています。

みんなが毎日お風呂に入って、
道端に生ゴミは落ちてないし、
うんこは下水で清潔に処理されているのです。

だから、そこまで過剰に、
キレイにしなくても良くなっているのです。

石鹸で頻繁に手を洗う必要はないのです。

水道水で洗い流すくらいで十分なのです。

だから、まず潔癖症の人に気づいて欲しいのは

「あなたは洗脳にかかっていますよ!」

ということなのです。

カルト宗教を盲信している人と同じで、

教祖様 = 神様

と信じ込んているのと同じように

菌 = 汚い

という思い込みを
いつまでもしていることに気づいて欲しいと思います。

ただ、世の中には賢明な人もたくさんいて

「腸内にはたくさんの菌がいる。私たちの健康は、
乳酸菌など善玉菌によって守られている!

ということがわかっている人も多いと思います。

つまり、腸内にはたくさんの菌が存在していることを
知っている人はたくさんいると思います。

しかし、皮膚にも、たくさん菌がいると、
はっきりと認識している人は、少ないと感じます。

実は、人間の皮膚には1兆個もの菌がいます。

つまり、

【人間の皮膚は菌に覆われているようなもの】

なのです。

だから、
潔癖症の人の理屈は完全に破綻しているのです。

例えば、潔癖症の人は、

「自分はキレイ。他人は汚い」

という前提条件の元に

「他人が掴んだ吊り革は持てない」

と言っています。

しかし、

【そのキレイだと思っている
自分の体は1兆個の菌にまみれている】

のです。

これは、鼻くそが、

「耳くそって汚い!」

と言っている状態と同じだと思います。

乞食が、乞食に対して
「お前汚い!」と言っているのと同じです。

千鳥のノブに言わせれば

「どういうお笑い?(笑)」

という状態なのです。

また、潔癖症の人は、
カビは汚いものだと捉えていると思います。

しかし、私たちが毎日のように
食べている味噌とか、しょうゆを作る
こうじ菌というものは、カビの1種です。

そう、つまり、潔癖症の人は、

「カビは汚い!アルコール除菌!!」

としている一方で、
毎日カビをバクバク食べているのです。

こういう現状があるので、
私はどうしても、潔癖症の人を見ると、

「あー、この人はおそらく
普段から全く勉強をしていないんだろうな。
健康系の本とか1冊も読まないような人なんだな」
残念な人だ・・・・」

と、どうしても思ってしまうのです。

どうしても「情報弱者」だと感じてしまうのです。

だから、あなたには

菌 = 汚い

という固定観念を外して欲しいと思います。

その代りに

【人間にとって有益な菌を増やす】

という意識を持って欲しいと思います。

厳密に言えば、菌に善悪があるわけではありません。

あるのは、

「人間にとって有益か?人間にとって有害か?」

というだけです。

さらに、厳密に言えば、健康状態では人間に
とって有益でも、不健康状態で有害になる菌もいます。

(成人の皮膚を守っているが、
若者のニキビの原因にもアクネ菌とか)

ただ、ここまで厳密にすると、訳がわからなくなるので
とりあえず、現段階では

【人間にとって有益な菌を増やす】

という意識を持って欲しいと思います。

なぜなら、基本的に、有益な菌を増やせば、
有害な菌は基本的に、活動できないからです。

例えば、皮膚にいる「表皮ブドウ球菌」は、
皮膚を弱酸性に保ち、アルカリ性を好む人間にとって
害のある菌が増殖することを防ぎます。

だから、こういう菌がたくさんいれば、
他の菌は皮膚に定着しようとしてもできないのです。

これはぎゅうぎゅう詰めのエレベーターを
イメージすると良いと思います。

すでにエレビーターにたくさんの人が乗っていれば、
乗りたくても乗れません。

だから、有害な菌を防ぐためには、
人間にとって有益な菌を増やせばよいのです。

例えば、乳酸菌、酵母菌、こうじ菌、酢酸菌、納豆菌を
増やせば良いのです。

私は、普段から、ほんの少量しか石鹸を使いません。

保湿液や乳液なんかは一滴も使いません。

その代りに、乳酸菌を培養した
特殊な液体で、顔を洗ったり、体を洗っています。

この液体を使うと、保湿液を塗らなくても、
顔がまったくカサつかなくなります。

夕方になっても顔のベタつきもなく、
サラサラしている状態が一日中続くのです。

これは、特殊な液体のおかげで乳酸菌が多くなり、
他の菌が皮膚に付きにくくなるからだと思います。

だから、保湿液など塗らずに、乳酸菌を含んだ液体を
塗った方が肌なんかもきれいになるのです。

(作り方は内緒です)

後、これはぜひ覚えておいて欲しいことなのですが、
乳酸菌、酵母菌など、人間にとって良い菌というものは

【病原菌、ウィルスなんかよりも遥かに強い】

という特徴があります。

例えば、多くの人間にとって害のある菌は
70度程度で死滅してしまいます。

しかし、納豆菌は
100度の高温にも耐えることができます。

また、多くの害のある菌は塩に対して弱いです。

しかし、乳酸菌は塩に対する耐性を持っています。

(漬物、キムチが
腐敗しないのは塩が入っているからです)

だから、あなたに持って欲しいイメージがあります。

乳酸菌、酵母菌、こうじ菌、酢酸菌、納豆菌。

これらの菌に対して、

【自分を守ってくれる勇敢な戦士】

というイメージを持って欲しいと思います。

今日から

「菌、きたなーい」

と、口が裂けても言わないでください。

「よし、乳酸菌、酵母菌、こうじ菌、酢酸菌、
納豆菌をドンドン増やす。そして、自分の体に、
有益な菌をまとわりつかせて守ってもらう!」

という意識を持って欲しいと思います。

私自身、微生物の専門家ではありませんが、
興味を持って色々勉強しています。

そこで感じるのは、
微生物、菌の世界の奥深さ、興味深さです。

はっきり言って、
微生物は、人類を、地球を救うものだと思っています。

例えば、ある種の微生物は、
放射能を消す能力があると言われています。

もし、これが本当に可能なのであれば、
放射能の問題も解決すると思います。

また、ある種の
微生物はダイオキシンや農薬も分解します。

また、例えば、花粉症、アトピー、過敏性腸症候群
などのアレルギー疾患の治療の鍵は微生物にあると
思っています。

だから、
私たちは菌を敵対視している場合ではないのです。

より、菌の知識を深めて、
菌と協力して生きていく必要があると思います。

だからこそ、私は、現在の多くの人の菌に対する
知識のなさに、いら立ちを覚えてしまうのです。

人類を救う可能性がある菌に対して、知識ゼロ。

それどころか、いまだに
過去の古い常識に洗脳され続けて

「菌、汚い。石鹸でゴシゴシ。アルコール除菌!!」

と言っている潔癖症の人に対して、
イライラしてしまいます。

だから、このブログを読んで、
受け入れられる人は、周りに潔癖症の人がいたら

「あなたおかしいよ」

と言ってください。

「知ってる?あなたの皮膚には1兆個の菌が
いるんだよ?なのに、なぜ、他人や、つり革が
汚いって言えるの?」

と、言ってやってください。

床にカバンをおいて

「汚いよ」

と言われたら、

「いや、あなたの顔の方が菌まみれで汚いよ」

と反論してもらいたいと思います。

ここまではできなくても、
現在の過剰な清潔志向、潔癖症の人はおかしいという
認識だけでも持っておいて欲しいと思います。