こんにちは、木多崇将です。

今日は、未来予測の話をしたいと思います。

僕は流行に敏感でもないし、
最新のトレンドを追い求めるタイプでもありません。

なので、未来を読むということは、
あまり得意な分野ではありません。

ただ、今後、世の中の変化が早く、かつ、
大きくなると思っていて、なるべく未来のことを
考えるようにしています。

色々な本を読んで

「今後の世界はどうなるのか?
未来はどう変化していくのか?」

という勉強をしています。

僕たちが、
時代の流れに乗っていくことはすごく大事なことです。

なぜなら、生物学上、

【環境の変化についていけた生物が生き残る】

という傾向があるからです。

例えば、恐竜は氷河期になって、エサが少なくなった時
大きすぎる体ゆえに、餓死して死んだと
言われています。

一方、哺乳類や昆虫は、体が小さかったので、
少ない食料で氷河期の飢餓に耐えることができて、
生き延びることができたと言われています。

また、例えば、ほとんどの動物は、
酸素をエネルギーとして活用するようになったことで
繁栄できたのです。

これはちょっとイメージしにくいと思いますが、
根本的に、酸素というものは毒なんですね?

鉄が錆びてしまうことを見ればわかると思いますが、
酸素は体に悪いものなのです。

(だから、酸素カプセルも健康に良いはずがない)

現在、哺乳類などの動物が酸素を使って
エネルギーを生み出しているのは、地球上に
たくさんの酸素があったからにすぎないのです。

酸素ばかりがたくさんあったから

「あー、しょうがねーなー。酸素を使うか!」

という感じで、動物たちが環境の方に合わせたのです。

ただ、それでも酸素の害は強くて、例えば、人間が
酸素を吸うと活性酸素という強力な酸化物質を
生み出してしまいます。

だから、酸素を吸う僕たち人間は長くても、
100歳くらいまでしか生きることができないのです。

これ以上話すと横道にそれすぎるので、
これくらいにしますが、要するに、地球の歴史上、
環境の変化に対応してきた生物が生き残っている
という法則があるのです。

この法則から考えると、

【あなたが今後の人生で損しないためには、
環境の変化に対応すること】

が、すごくすごく大事なのです。

現代社会で環境の変化についていかなくても
死ぬことはないと思います。

ただ、環境の変化についていかないと、
あなたは確実に、損をすると思います。

例えば、かなり少なくなったと思いますが、
世の中にはまだまだ

「インターネットはよーわからん!
スマホはよーわからん!」

と言っている、老人がいると思います。

しかし、インターネット、スマホの便利さを
よくわかっているあなたからすると、老人たちが
どれだけ損をしているかよくわかると思います。

例えば、グーグルマップという
スマホアプリは超絶便利です。

一昔前まで、日本人は、
10万円くらい払ってカーナビを付けていました。

しかし、グーグルマップは
そのカーナビ機能を無料で使えます。

さらに、無料にもかかわらず、
新しい機能がドンドン追加されたり、道路の情報なども
常に最新にアップデートしてくれます。

しかし、年配の人の中には

「スマホはよーわからん。
使い慣れたカーナビがいい」

と言って、高いカーナビを
買っている人もいると思います。

これは環境の変化に対応できず、
お金を失っている例だと思います。

これはほんの一例に過ぎません。

他にも変化についていけず
損している例は限りなくあると思います。

例えば、ネット通販を使わず、近所の
ホームセンターで無駄に高いものを購入していたり。

例えば、クレジットカードを使わず、
ポイント分を損していたり。

とにかく、世の中の変化、進化に
ついていかないと、大損をしまくるのです。

これから、抽象的になりますが、
とても大きな図で見た時の
世の中の大きな変化の流れについて話します。

この大きな変化の流れさえ掴んでいれば、あなたが
世の中の変化についていけることはもちろん。

「今後、これが流行りますよ!
儲かる確率100%です!」

というような詐欺情報に惑わされたり、
騙されたりすることもなくなると思います。

あなたが

「もうすぐ私は天国へ行くから・・・」

という100歳の老人ではない限り、
今日の話を聞いておいて欲しいと思います。

さて、知っている人も多いと思いますが、
僕は今岡山の少し田舎の地区に住んでいます。

都会暮らしの人は、

「田舎暮らしって不便じゃないの?」

と思っているかもしれません。

しかし、僕が住んでいる人口5万人くらいの市町村は
全く不便ではないのです。

例えば、コンビニへは車で11分です。

スーパー、ホームセンターへは車で15分です。

渋滞もほぼないので、運転のストレスもなく
気分爽快でドライブを楽しむことができます。

なんだったら、別に買い物にいかなくても、
アマゾンや楽天ですべての買い物を済ませることも
可能です。

日本は国土が狭いので、
田舎でも注文した翌日に商品が届くのです。

(アメリカなどは国土が広すぎて翌日配送は不可能)

また、例えば、我が家では、光ファイバーの
インターネットも通じているので、
youtubeなどの動画がいくらでも見放題です。

また、その高速インターネット回線を使って、
僕は、「鉄拳7」というオンラインの
通信格闘ゲームを毎日のように楽しんでいます。

(都会のように時間帯によって
回線が遅くなることもない)

もちろん、田舎は飲食店は少ない、病院が少ない、
仕事が少ないというデメリットはあると思います。

ただ、僕はこのデメリット部分が関係ない生活を
しているのでなおさら、田舎の不便さを
感じていません。

ただ、今後は、現在ある田舎の不便さも
さらにドンドン改善されてくると思います。

例えば、病院がなくても、テレビ電話で医者に
診察してもらって、ドローンで薬を配達して
もらえる仕組みができるかもしれません。

例えば、バーチャルリアリティーが進化すれば、
会社という架空の空間を作って、
そこにみんなが集まるようにすれば、会社員が
自宅で仕事ができるようになるかもしれません。

だから、今後、田舎は、
さらに不便ではなくなっていくと思います。

もちろん、
一昔前は、田舎は超絶不便だったと思います。

例えば、僕の父親は通販が好きだったのですが、
僕が小学生の頃は通販で申し込んでから到着まで
3ヶ月くらいかかっていたような記憶があります。

例えば、僕が小さな頃に近所に
比較的大きな魚屋ができたのですが、
流通が悪かったせいか、鮮度の低い魚ばかり売っていて
すぐに潰れてしまいました。

例えば、近所にはオシャレな服屋さんもなくて、
母親がデパートで買ってきたダサい服を
無理やり着せられていました。

2、30年前は、明確に都会と田舎の差がありました。

だから、多くの人は、最新、最先端、
質の高い物や情報が集まっている東京、大阪などの
都会に憧れたのだと思います。

しかし、もし、あなたが今、
都会に住んでいるのであれば、
冷静に色々検討してみてください。

本当に、都会に住み続けることに
メリットがあるのかを考えてみてください。

僕は10年以上大阪に住んでいました。

特に、一時期は難波に住んでいました。

グリコの看板とか、お祭りごとがあるたびに、
バカが飛び込む道頓堀川まで歩いて10分の繁華街に
住んでいたことがあります。

よく、

「都会は便利!なんでもある!」

という人がいますが、
都会にもデメリットはたくさんあると思います。

例えば、都会は家賃が高い。

人が多すぎて人混みで疲れる。

道路が渋滞する。

自然がない。

空気が悪い。

人は多いが人間関係は希薄。

人が密集しているのでインフルエンザなど
感染症が広がりやすい。

このようにデメリットもたくさんあるのです。

なぜ僕がいきなり、田舎と都会の話をしたのか?

ここでわかりやすく今日の話の結論を言っておきます。

僕は、今後の世の中は、

【分散化が進んでいく】

と思っています。

まず、あなたにわかって欲しいことは、
これまでの世の中はとにかく一極集中だったんですね?

一番わかりやすいのは、東京です。

これまで東京には、
人、物、情報がすべて集まっていました。

例えば、給料の高い仕事を求めて、
たくさんの人が上京してきていました。

例えば、日本中のうまい魚のほとんどは
築地市場に集まっていました。

例えば、最先端だったり、価値の高いセミナーは
必ず東京で行われていたと思います。

要するに、

【価値があるものが、
すべて東京に一極集中していた】

と思います。

しかし、最近、東京の一極集中の傾向が
少しずつ無くなっていっているのです。

例えば、僕のように田舎に住みながら、
インターネットを使った教育ビジネスで、
サラリーマンの数倍の収入を得ることが
できるようになっています。

例えば、ネット通販で漁師の人から直接、
その日に取れた鮮魚を買うこともできるように
なっています。

例えば、わざわざ東京に行かなくても、
ウェビナーといってインターネットでセミナーを
受講できるようにもなってきています。

とにかく、10年前、20年前のように

「人口が集中している
東京に住んでいなければ損をする!」

ということが少しずつなくなってきているのです。

例えば、今までは人がたくさん集まっている
東京に住むことがビジネスでは、特に優位でした。

例えば、岡山の人口は190万人で、
東京の人口は900万人です。

なので、今までは、当然、お客さんの多い
東京で商売をした方が売上は高くなっていました。

しかし、現在、楽天などのインターネットの
ショッピングモールに店舗を構えることが可能です。

なので、岡山に実店舗を構えている商店であっても、
日本全国の人をお客さんにすることができて、
東京の店舗に負けないくらいの売上を出すことも
不可能ではなくなっているのです。

また、例えば、今までビジネスで取引先との
打ち合わせの際、東京は会社が密集しているので
すぐに打ち合わせができたと思います。

しかし、北海道の会社であれば、
取引先と打ち合わせをするのも、車で遠くまで
時間をかけて行く必要があったと思います。

しかし、現在、携帯電話からはじまり、
メール、スカイプ、フェイスブックなどの
SNSなどの普及により、人とつながることが
簡単になっています。

だから、例えば、テレビ会議のようなシステムを
使えば、日本どころか、世界中どこにいても
打ち合わせが可能です。

もし、直接合う必要がある場合でも、
LCCなどの出現によって安く飛行機に
乗ることができるようになっています。

だから、人とのつながりを求める場合でも、
必ずしも東京に住む必要はなくなってきています。

そう、このように東京だけにすべてが集約せず
分散化されるようになっているのです。

そして、この分散化の流れの中で、僕は、

【将来的に、仲介ビジネス、
手数料ビジネスは少しずつ衰退していく】

と思っています。

これまでは多くの資源が
一箇所に集中する傾向がありました。

例えば、日本中の魚は、
築地市場に集まっていました。

なので、大量に集まってくる魚をうまく売りさばいて
利ザヤを取る仲買人のような仕事は大変儲かっていた
と思います。

しかし、さきほども言ったように今後は漁師が直接、
魚をお客さんにネットで販売するような流れが大きく
なると思います。

なので、市場の仲買人とか、卸業などのような
仲介業者は儲からなくなってくると思います。

また、例えば、僕の奥さんの弟が大手の証券会社で
証券マンとして働いているのですが、
(ネット証券でない)この仕事も、
将来性がないと思います。

証券会社は、手数料の高い投資案件を
売って儲ける手数料ビジネスです。

投資知識のない人たちに、窓口対応の営業マンが
儲かる商品よりも、手数料が高い商品を売ることで
儲けてきました。

しかし、今後、若者は
みんなネットで株を買うようになります。

自分で考えて買うので、
手数料の安い商品しか売れなくなると思います。

だから、証券会社のような手数料で
稼いでいたビジネスモデルも衰退していくと思います。

その他、賃貸アパートの仲介業、自動車の中古車販売、
旅行代理店、こういうビジネスモデルも少しずつ
衰退すると思います。

(街の書店が少しずつ減っていくような感じで)

そして、その逆の流れとして、
今後の分散化の流れの中では、今よりもさらに

【個人個人がダイレクトにつながってくる】

ということが起こってくると思います。

例えば、
僕とあなたは今メールを介して直接つながっています。

僕の教材を、ペイパルとか、
銀行振込で、直接僕から買った人もいると思います。

30年前、何か自分の情報を販売しようと思ったら、
出版社、書店などを介する必要がありました。

しかし、今はペイパルとか、銀行とか、最低限の
仲介で個人個人がほぼ直接やり取りができるように
なっているのです。

だから、今後、

【個人個人のつながりを
促進、サポートするようなビジネスが伸びてくる】

と僕は思っています。

例えば、すでにメルカリのようにスマホで簡単に
個人売買できるアプリが流行っていると思います。

例えば、クックパッドのように個人が自分のレシピを
公開できるサイトも流行っていると思います。

だから、あなたが今後、なにかビジネスを
やりたい場合は個人個人のつながりをサポートするような
要素を取り入れると成功する確率が高くなると思います。

また、今後、個人個人がダイレクトにつながるからこそ

【不正、詐欺などがよりできなくなる】

と思います。

例えば、今までは「ウィルソン株式会社」
なんて適当に作って、従業員を雇って、
詐欺を行うことで社長個人の悪事が
表に出にくかったと思います。

しかし、これからは
個人個人が直接つながるので、1度悪事をすれば

「あ、こいつは詐欺師だ!」

ということがすぐに広まってしまいます。

だから、今後は詐欺や不正は
減ってくるのではないかと思います。

そう、だから、分散化は、
ドンドン世の中が良くなっている流れなのです。

ただ、「分散化」というキーワードは抽象的です。

なので、ふわふわした話が苦手な人は、
自分の人生で活用するのは難しい、
と感じるかもしれません。

ただ、これまで色々説明したように
分散化の流れはもうすでにはじまっています。

そして、今後、
その流れは大きくなってくると思います。

一極集中よりも、
分散化の方が自然の原理に近いからです。

なので、あなたもがんばって頭を使って、
あなたが現在やっていること。

今後やろうとしていることが
分散化の要素を含んでいるかを考えてみてください。

・今自分が勉強していること。

・今の自分の仕事。

・今自分が住んでいる場所、
将来的に住もうとする場所のこと。

・子供への教育方針。

・お金の使い方、お金の管理方法、お金の投資方法

・人付き合いの仕方、コミュニケーション方法。

難しいと思いますが、
3分でいいので時間を取って考えてみてください。

・・・・・

・・・・・

・・・・・

・・・・・

・・・・・

最後に口酸っぱく繰り返しますが、
今後、確実に分散化は進んでいくと思います。

例えば、現在、中国やグーグルは、
小さな衛星をたくさん打ち上げて、どこにいても
インターネットができるような仕組みを
開発中らしいです。

だから、将来的に、富士山の頂上でも、無人島でも、
ジャングルの奥地でもインターネットが
できるようになるかもしれません。

例えば、山奥に住んでいても、ネット注文した商品を
ドローンがヒュイーンと宅配してくれて、
何不自由なく生活ができるようになるかもしれません。

例えば、VR、バーチャルリアリティーが進化をして、
仮想空間の中で実際に一緒にいるような感覚になる
システムができるかもしれません。

そうなれば、ブラジルと日本のように遠く離れていても
一緒に住んでいるようにコミュニケーションが
取れるかもしれないのです。

だから、この分散化という未来の大きな流れを
頭の片隅に入れておいて、あなたの今後を
決断してもらいたいと思います。