こんにちは、木多崇将です。

あなたは、現在、世界全体が、
どういう社会システムで動いているか知っていますか?

「木多さん、
それくらい知ってますよ!資本主義ですよ!」

その通りです。

ただ、あなたは、

「資本主義とは、一体どういうシステムなのか?」

「資本主義には、どんなメリットがあって、
どんなデメリットがあるのか?」

を知っていますか?

偉そうに言っていますが、僕は知りませんでした。

僕は高校時代、学年最下位の学習レベルだったので、
資本主義のことは全く知りませんでした。

しかし、最近、様々な書籍で、
資本主義のことを勉強してみて、

「あ、これは絶対に
知っておかないといけないことだ!」

と思いました。

結論から言っておくと、資本主義は
ベターであるけど、ベストではありません。

むしろ、現在の社会的な問題のほとんどは、
資本主義の欠陥から起こっています。

例えば、貧困、経済格差、がん患者の増加、
環境汚染、少子化、離婚率の増加・・・。

ありとあらゆる問題が、
資本主義システムの行き詰まりから起こっています。

また、あなた自身の個人的な悩みや問題も、
元をたどっていけば資本主義の行き詰まりから
起こっている可能性があります。

例えば、体重が減らない、結婚できない、
皮膚のかゆみが治らない。

こういう超個人的な問題も、
実は、資本主義のせいだったりするのです。

「ええ?それは、さすがに言いすぎなのでは・・・?」

と、信じられないあなたは、
ぜひとも今日の話を聞いておいてください。

これから、あなたが知っておくべき
資本主義の5つのポイントについて話をします。

最低限、この5つのポイントを知っておけば、
人生で大損したり、大失敗することを
避けることが可能です。

今後の変化の激しい時代の中で、経済的でも、
人間関係的でも、健康面でも、中流以上を
キープできると思います。

とにかく、人生で損をしたくないあなたは、
10分だけ時間を取ってください。

そして、世界の根幹システム
資本主義のことを知っておいて欲しいと思います。

まず、簡単な歴史の話をします。

あなたも、社会の授業で勉強したと思いますが、
資本主義の前は、封建制度が主流でした。

封建制度とは何かを調べてみると、

————————————————–

君主が公領(=君主の直轄領)
以外の土地を諸侯に分け与えて、
それぞれにその領地を治めさせること

————————————————–

とあります。

要するには、王様が国民を支配する制度です。

この封建制度は、一般市民にとって、最低最悪でした。

なぜなら、地位が低く、貧乏の家に生まれた子供は、
いくら頑張っても貧乏から抜け出せなかったからです。

しかし、現在の資本主義では、貧乏の子供に生まれても
ビジネスを行えば、金持ちになることが可能です。

むしろ、家が貧乏だった人ほど、
反骨心で、金持ちになっている人が多いほどです。

だから、この努力が報われる資本主義の仕組みは、
本当に、素晴らしいものだと思います。

あなたに知っておいて欲しいことがあります。

それは、資本主義の以前の世界では、

【金儲けは悪いこと】

という風潮があったことです。

例えば、あなたも社会の授業で、
江戸時代に「士農工商」という
身分制度があったと習ったと思います。

この士農工商という身分制度では、
商人は農民よりも身分が低かったのです。

これは、

「自分勝手に金儲けするのは卑しいことだ!」

という共通認識があったからなのです。

しかし、現在、金儲けをすることは、
一般的に、否定されていません。

むしろ、大企業の社長、
ソフトバンクの孫正義さんとか、
楽天の三木谷浩史さんなんかは、
人から尊敬されていると思います。

「お金儲けは悪!」という風潮を変えたのは、
アダム・スミスという経済学者です。

アダム・スミスは、国富論という書籍の中で
「神の見えざる手」ということを主張しました。

神の見えざる手とは、

————————————————–

個人個人が自分の利益を追求することによって、
神の見えざる手に導かれるかのように
社会全体の利益にもなっている

————————————————–

というものです。

要するに、

「みんなが一生懸命金儲けすれば、
良い社会になりますよ」

ということです。

例えば、現在、巷には
たくさんの美味しいラメーン屋さんがあると思います。

これはそれぞれのラーメン店が

「より安くて、
より美味しいラーメンを作って儲けるぞ!」

と、競争しているからだと思います。

つまり、それぞれのラーメン屋さんが
自分たちの利益を追求することで、私たちは、
美味しいラーメンを食べることができていると
思います。

アダム・スミスは国富論という著書の中で、

「みんなが一生懸命金儲けすれば、
良い社会になりますよ」

を、もっと詳しく、もっと論理的に説明しました。

これを聞いて、一部の商人たちは

「まじで?思いっきり金儲けしてもいいの?
最高じゃねーか!」

と、歓喜したのだと思います。

そして、商人たちが一生懸命お金儲けをしていき
今の資本主義につながっていったのだと思います。

ここで資本主義の定義の話をします。

ネットで資本主義の意味を調べてみると、

————————————————–

生産手段を資本家・企業者の階級が所有し、
自分たちの利益追求のために労働者を働かせて
生産を行う経済体制。

————————————————–

とあります。

要するに、

「資本家は自分の利益追求のために、
ガンガン金儲けしても良いんだよ」

ということであり、
これはアダム・スミスの主張そのものだと思います。

また、資本主義の意味は、

「資本家は、労働者をガンガン働かせていいんだよ」

と解釈することも可能だと思います。

そう、現在の社会は、
私たちが親や先生から教えてもらったような

「悪いことはしてはいけませんよ!
みんなのために、良いことをしましょうね!」

という風な道徳的な仕組みで、
動いている訳ではないのです。

極端に言えば、

「資本家は、法律の範囲内であれば
自分勝手にガンガンお金儲けしてください。
労働者も法律の範囲でこき使ってもオッケーですよ!」

という仕組みで動いているのです。

だから、あなたに覚えておいて欲しいことの1つ目。

【資本主義の世界では、
労働者は、資本家にこき使われるのみ】

ということをわかっておいてください。

ここ数年間ずっと、過労死の問題や、
ブラック企業に関するニュースが絶えません。

それは、結局、資本主義の仕組み自体が、

「企業は利益を出すことが第一。
従業員のことは二の次」

となっているからです。

だから、まず、最低限、あなたが労働者でいることは、
資本家に自分の労働力を売ることは、
とても危険なことだけは認識しておいてください。

ちょっとだけ、ややこしい話になりますが、
もう少し踏み込んで話をします。

例えば、あなたが中古の軽トラを買うとしますよね?

この場合、あなたは業者に、
お金を払ってから軽トラを受け取りますよね?

「お金を払う前に軽トラを渡してください。
1ヶ月後、乗り心地が良かったお金払いますよ!」

という交渉は、絶対に通じないですよね?

また、軽トラを走らせるためのガソリン代も、
当然、自分で払いますよね?

業者に

「ガソリン代払ってください」

と言ったら、「こいつ頭がおかしいのか?」
と思われるだけですよね?

しかし、
労働力という商品はどうなっているでしょうか?

まず、あなたが会社に労働力を売っても、
先にお金を払ってくれません。

必ず一ヶ月後の支払いになります。

これは軽トラを売ったのに、支払いが1ヶ月後に
されるのと同じで、おかしな話です。

また、労働者は労働するために、
必要な昼食を自分のお金で払います。

昼食は、本来、午後以降の仕事をするために
食べるものであり、本来は、企業が払うべきものです。

軽トラを買った人がガソリンを入れるのは当然。

= 労働力を買った企業が昼飯代を払うのは当然。

しかし、現在のサラリーマンは自分のお金で、
自分にガソリンを入れているような状態なのです。

少しややこしい話ですが、なんとなく

「あ、労働力は変に搾取されているんだな・・・」

とうことをわかってもらえると思います。

人間は生まれた時から
存在しているものを疑うことができません。

労働力の搾取の仕組みは、生まれた時から
存在しているので私たちは、それを当たり前の
ことだと受け取っています。

しかし、労働者は、相当、
不利な条件で労働力を売ってしまっているのです。

だから、もし、
あなたがお金持ちになりたいと思うのであれば、
資本家になって、他者から労働力を買えば良いのです。

「そんな他人の労働力を買うお金なんてないですよ!」

その場合は、最低でも、自分の労働力を使って、
自分の商品やサービスを作ってください。

そして、
自分で作った商品やサービスを売る必要があります。

例えば、僕は情報という商品を売っています。

だから、労働力を売らずに生活ができているのです。

とにかく、まず、資本主義の仕組みの中で、
何も考えずに労働力を売ってしまうことは
危険だと認識しておいてください。

次の話に移ります。

資本主義とは、資本家が労働者を使って
お金を増やす仕組みのことです。

しかし、実は、労働者を使うよりも、もっと効率的に
お金を増やす方法が存在しています。

それは、

【お金を働かせて、お金を増やす方法】

です。

要するに、投資です。

例えば、普通に働いて
1000万円を稼ぐことは大変なことだと思います。

しかし、
10億円の資産を持っている人がいるとします。

この人は、たった1%の金利の貯金するだけで、
1年で、1000万円も稼げてしまうのです。

あなたは、

「格差社会がひどくなっている!」

という話を最近、耳にすることが多いと思います。

その根本原因は、投資でお金を稼ぐことが
あまりにも効率的にできてしまうからなのです。

実際、世の中のお金の9割は、株などの
投資の世界でのみ動いていると言われています。

仮に、全世界に
100兆円のお金が存在するとしますよね?

その場合、90兆円はお金持ちが投資の世界で
お金をぐるぐる回して、さらに、増やし続けている。

残りの10兆円を、私たち一般人が、せせこましく、
分け合っているという感じになっているらしいのです。

「そんなの不公平だ!」

と、あなたは思いませんか?

この現在の

「金持ちはお金に働かせて楽をしている」

という状況はどう考えてもおかしいです。

だから、いずれ、反対運動や、暴動が起こって
この不均衡はいずれ正されるような気がします。

(実際、今でもおかしさの指摘や、金持ちに
大きな税金を課すような動きはあります)

ただ、現状、資本主義の世界は

【お金を働かせて
お金儲けすることが簡単にできてしまう】

ということを覚えておいてください。

(これが覚えて欲しい2つ目のことです)

だから、あなたにも、最低限度の投資を
しておくことをおすすめします。

僕自身も、最低限度の投資は行っています。

もし、僕がやっている、現在、
もっとも損しない確率が高い投資方法を知りたい場合は

「私は、老後の生活に不安があるので、
木多さんがやっている投資方法を教えてください!」

という感じで要望してください。

→ kita0770@gmail.com

では、次の話に移ります。

僕は、最近、物に対して、
めっきり興味がなくなりました。

例えば、ドン・キホーテなどに行けば、
山のように商品があります。

しかし、それら商品の中に「どうしても欲しい!」
と思うものが、1つもありません。

大型ショッピングモールの中をうろうろすることなど
もはや苦行でしかないと感じています。

これは、決して僕だけの価値観ではないと思います。

最近、「断捨離」「ミニマリスト」という
言葉が飛び交うことからもわかるように。

「最近、若者は車を買わないどころか、
免許すら持っていない」

というニュースからもわかるように世の中の人が、
全体的に、物に対して興味がなくなっているように
思います。

それなのに、逆に、ドンドン世の中に、
物が溢れかえっていると、あなたは思いませんか?

これは、資本主義という仕組みが

【拡大、成長し続けなければいけない】

という宿命を背負っているからです。

例えば、
掃除機を作っている電機メーカーがあるとします。

この電機メーカーには、企画、経理、営業など
各分野の担当の人たちが総勢100人働いている
とします。

そして、この会社の商品、例えば、

「超サイクロン掃除機」

なるものが大ヒットしたとします。

そうしたら、この会社の社長は

「よし、今年はたくさん儲かったから
来年は、新商品を出さないでおくか!」

とできるでしょうか?

できません。

なぜなら、企画担当の人の仕事が無くなるからです。

企画担当の人を、一旦、雇ってしまうと、
給料を払い続けなければいけません。

給料を払い続けるためには、企画担当の人に、
新商品を作り続けてもらう必要があるのです。

だから、電機メーカーは、適当に、

「マイナスイオンを発生させる掃除機」

なるものを無理やり売り出そうとするのです。

その結果、資本主義の市場では、
無駄と思えるほどのたくさんの商品が
溢れかえってしまっているのです。

しかし、さきほども言った通り、社会全体的に、
特に若い人ほど、物に興味がなくなっています。

なので、現実的に、
ドンドン物が売れなくなっています。

だから、最近では中小企業だけではなく、
大手企業も経営が厳しくなっています。

実際、大企業でも潰れてしまったり、

「富士通で45歳以上がリストラされた!」

という感じで、若い人も
ドンドンリストラされるようになっているのです。

資本主義と、原子力エネルギーは
とても似ているところがあります。

原子力エネルギーは
爆発的なエネルギーを生み出すことが可能です。

しかし、

【原子力エネルギーは一度発生させると
止めることができないという性質がある】

らしいのです。

その結果、原発のような事故が起こって、
後処理に困っているのです。

同じように、資本主義も、
拡大を止めることができません。

なので、資本主義は、今後も、

「リーマンショック」

のような恐慌を、何度も、
引き起こす可能性があります。

僕は資本主義と、
原子力は不自然なものだと思っています。

自然界では、成長、拡大し続けるものはありません。

例えば、生き物は必ず老いて死にます。

永続可能な自然界の仕組みには

【循環】

の要素があります。

僕は、資本主義に変わる経済システムには
「循環」の要素が必要だと感じていますが、
循環の話に踏み込むと長くなるので止めてます。

とりあえず、
ここであなたに覚えて欲しい3つ目のこと。

それは

【資本主義は、常に、拡大成長する必要があるけど、
それは不自然なことである】

とわかっておいてください。

では、最後、4つ目の話です。

この話が資本主義の
最大の欠点と言っても過言ではないと思います。

この仕組こそが、
社会の色々な問題を引き起こしていると思います。

あなたは、

「なんで世の中には、
悪いことばっかりする奴が多いんだ?」

と思いませんか?

しかし、僕は、生まれつき悪い人間で、
悪いことをしてやろうと思ってやっている人は
とても少ないと思っています。

現実は、資本主義の仕組みのせいで、
悪いことをせざるを得なくてやってしまっている人が
多いと思っています。

例えば、

「この世から病気を無くしたい!」

という崇高な目的から、
医者になった人がいたとします。

その医者が病気を無くすために、
高性能な手術ロボットを借金して1億円で購入して、
病院を開業したとします。

しかし、経営は思いの外難しく、
患者さんがあまり来なかったとします。

そんな時に、盲腸の患者さんが来院してきた。

本来、盲腸は簡単な手術なので、
自分でやった方が良いし、医療費も安い。

しかし、手術ロボットを使った方が、
高額の医療費を請求できる。

だから、この医者は、ついつい

「この病院を潰さないためにしょうがない・・・」

と思って、
ロボットでの手術を患者さんに進めてしまう。

しょうがなく不正に手を染めてしまう・・・。

このように、世の中で起こっている悪事は、
多くの場合

「どうしても、お金を稼がないといけないから
しょうがなくやってるんだ・・・」

とか、

「どうしてもお金が
必要だからやってしまった・・・」

というパターンが本当に多いのです。

なぜなら、資本主義のシステムの中では、
どうしても

【お金儲けすることが目的となりがち】

だからです。

資本主義の仕組みの中では、どれだけ素晴らしい志を
持っていてもお金がなければ会社は潰れてしまいます。

なので、

「俺は世界を良くするんだ!」

と正義感にあふれて起業した人でも、
経営がうまくいかないと、
悪事を働いてでも稼ごうとしてしまうのです。

このような例は、本当にいくらでもあります。

例えば、僕が働いていた整骨院では
売上を維持するために、来院をしていない
おじいちゃんを来院したとして、
不正請求をめちゃくちゃしていました。

例えば、企業は経営が少しでも厳しくなると、
限界ギリギリまで社員を働かせようとして、
過労死する人が出てきたり、ブラック企業と
呼ばれる企業が出てきているのです。

それもこれも、資本主義は、

【お金儲けすることが目的となり、
本来の志を見失ってしまいがちになる】

という仕組みだからです。

そして、この資本主義のせいで、さらに、
社会の問題が色々起こっているのです。

例えば、現在、米や野菜を作っても、
全然儲からないから、若い人がそもそも
農業をしようとしません。

(若者が給料の高い仕事しかしなくなっている)

例えば、現在、日本の木材は高く売れません。

なので、山林所有者が誰も山の手入れをせず、
山は荒れ果てて、土砂災害が起きたり、
川の水が減るなどの問題が起こっています。

また、資本主義の行き詰まりで、
個人的な問題もたくさん噴出しています。

例えば、

「給料が安すぎて結婚なんか考えられない・・・」

という男性は多いと思います。

労働者の給料が安いのは、根本的に
資本主義の構造のせいなのです。

だから、今後、世の中は、この資本主義の
構造の問題をどうにかする必要があります。

例えば、僕は

「お金儲け第一主義」

ではなく、

「社会的な問題を解決する」

というボランティア事業というか、
社会貢献事業が必要だと思っています。

最近でもすでに、自分勝手に金儲けに走る
企業が叩かれる傾向にあります。

クラウドファンディングを絡めたような
社会貢献要素の強いビジネスが応援される
傾向が出てきています。

僕も今後「社会貢献事業」を進めていくことを
予定していますが、今日話すと話がそれすぎるので
止めておきます。

話を聞きたい人は

「木多さんがやっている社会貢献事業に興味あります!」

とメールしてください。

→ kita0770@gmail.com

以上、かなり長くなりましたが、
あなたが最低限知っておくべき、
資本主義の4つのポイントについて話してきました。

おさらいします。

1:資本主義の世界では、労働者は、
資本家にこき使われるのみ。

労働力を売り続けていると一生貧乏から抜け出せない。

資本家になるか、最低限、自分の商品、サービスを
作って、売る必要がある。

2:資本主義の世界では、お金を働かせて(投資で)
お金儲けすることがあまりにも効率的に
できすぎてしまう。

ゆえに、経済格差は広まる一方。

対処するために、
最低限の投資をスタートすることが必要。

3:資本主義は、常に、拡大成長する必要があるが、
それは不自然なこと。

だから、今後もリーマンショックなどの問題が
何度も起こってしまう可能性が高い。

4:資本主義は、みんながどうしてもお金儲け
すること自体が目的となり、本来の崇高な志を
見失ってしまう。

だから、社会を良くするためには
別のシステムに移行する必要がある。

どうでしょうか?

資本主義というシステムにはたくさんの欠点、
問題点があることがなんとなくわかってくれましたか?

ただ、僕は最初に

「資本主義はベストではないけど、ベターではある」

と言いました。

例えば、資本主義は、1人の独裁者が
支配する封建制度よりは良い制度です。

また、すでに破綻してしまった共産主義よりかは、
マシなシステムです。

(共産主義は平等をうたいながら、逆に超絶不平等な
システムだったから崩壊したそうです)

なので、僕は
資本主義を全否定するつもりはありません。

「今後、絶対に資本主義が絶対崩壊する!」

と、断言するつもりもありません。

逆に、資本主義は、世界大戦とか、天変地異みたいな
ことが起こらない限り、僕が生きている間は、
しぶとく生き残るような気がしています。

つまり、

「このまま資本主義が続くのか?
資本主義の代わりの仕組みに移行するのか?」

僕には、さっぱりわかりません。

「ええー?それじゃあ、私は今後、
どうやって生きていけば良いんですか?今のまま
資本主義に従って生きていけば良いんですか?」

問題の投げっぱなしは嫌なので、
僕なりの指針を示したいと思います。

僕自身は、

【資本主義ではなく、価値主義で生きていこう】

と思っています。

例えば、「人の悩みを解決すること」には
本質的な価値があると思います。

例えば、アトピーで悩んでいる人は、
「アトピーを治す方法」という情報があれば、
「10万円払ってでも欲しい!」と思うはずです。

だから、僕が「アトピーを治す方法」を
コンテンツとしてまとめて売ればお金を稼ぐことが
できると思います。

このように、お金ではなく、価値に焦点を合わせて
おけば、

「マル秘パチンコ必勝法!」

というような嘘の情報を売ってまで、
不正をしてまでお金を稼ぐ必要がなくなると思います。

だから、僕は、多くの人が

「これには価値がある!」

と感じるものに焦点を合わせて、価値を稼ぐ、
価値を集める意識を持って生きようと思っています。

価値とは、簡単に、

= 「みんなが欲しいもの」と思ってください。

例えば、あなたは、玉ねぎ、トマトなどの野菜を
今後も、食べ続けたいですよね?

つまり、野菜には本質的な価値があると思います。

しかし、この前、スーパーに行ったら

「玉ねぎ1個17円!」

で馬鹿みたいに安い値段で売られていました。

だから、一般的には、表面的には、
玉ねぎは価値が低いとされています。

しかし、これは、資本主義のゆがみから

「玉ねぎには大した価値がない」

と、私たちが感じてしまっているだけなのです。

頭をフラットにして考えてください。

例えば、美味しくて、農薬など使ってなくて、
安全に食べられる玉ねぎには、
高い価値があるはずです。

例えば、質の高いたまねぎであれば、
100円以上の価値はあるはずです。

多くの人が、

「たまねぎは1個17円。
安いから作るより買った方が良い」

と思ってしまうのはお金に焦点を合わせすぎなのです。

価値に焦点を合わせれば、

「美味しい玉ねぎを食べられたら幸せ。
農薬を使っていない玉ねぎを食べられたら健康になれる。
じゃあ、ちょっと自分で作ってみるか!」

となって、
資本主義に振り回されることを防げると思います。

資本主義に振り回されないために、
僕はお金そのものよりも、実質的な価値の部分を見て、
価値を増やしたりしていこうと思っています。

「確かにその通りかもしれないけど、
きれいごとすぎるんじゃないですか?
やっぱり毎月の安定した給料がないと生活できないし、
不安です」

と、あなたは感じるかもしれません。

当然だと思います。

だから、完全に白黒つける必要はありません。

お金も稼ぎつつ、同時に、本質的な
価値も稼ぐようにしてくれたらいいと思います。

僕が今回の話で1番伝えたいことは、

【資本主義がこのまま続いても、
資本主義が崩壊しても、どちらでも対応して
生きられるように準備をしておいて欲しい】

ということです。

例えば、人間関係とか、コミュニケーションは、
資本主義では、もっとも軽視されがちな価値だと
思います。

現在、ブロガー、ユーチューバー、FXなど、
人に一切会わず、自宅でパソコンのみで完結できて、
しかも、お金をたくさん稼げる仕事が増えました。

だから、資本主義の中では、人間関係能力ゼロでも、
生きていくことが可能です。

しかし、資本主義が崩壊して、お金の価値が下がれば、
人付き合いができることの価値が高騰する可能性が
あります。

「あんた金はあるけど、
コミュ障だね。そんな人間はゴミだよ」

という世界になる可能性はゼロではありません。

そうなってしまってから、
コミュニケーション能力を上げようとしても手遅れです。

人脈の価値が高騰してから作ろうとしても手遅れです。

だから、今から、価値主義で生きていくこと。

資本主義が続いても、崩壊しても
対応できる生き方をするのが良いと思います。

あまりにも話が長くなったので、
この辺りで終わりにします。

少し話が難しかったと思いますが、
とても大切な話です。

なので、ぜひ、
2度、3度読み直して欲しいと思います。

資本主義は完全に行き詰まっていて、
そのせいであなた自身に色々な問題が
起こっていることは間違いないですから。