こんにちは、木多崇将です。

前回、クリック投票に、
協力してくれた人はありがとございました。

食べものに関して危機意識を持っている人、
農業に興味を持っている人が、確実に、
増えているように感じました。

ただ、やはりまだまだ、温度感的に、
空気的に、「危機感」を感じている人は、
少数派のように感じました。

コメントもたくさん書いてくれていたんですけど、
特に、僕が注目したのは、

「(農業なんかやるよりも)お金を稼ぎたい、
という気持ちが先行してしまいます。 すみません」

というコメントでした。

とても正直な気持ちだと思います。

まだ、現在、現時点においては、
お金があればわざわざ、汗水垂らして働かなくても、
いくらでも安い野菜も、肉も、魚も買えるのです。

だから、お金を稼ぐことを優先したくて当たり前です。

僕も過去、ビジネスでお金を稼ぐことを優先しました。

「お金が欲しい」と思う人は、その心に従って、
自分が必要だと思う金額を、一生懸命稼いでください。

例えば、僕の【Future Potential Club】
なんかは、そういう人の役に立つはずだと
自負しています。

→ https://kita-takamasa.com/future-potential-club

しかし、わかっておいて欲しいことあります。

それは、

【いくらお金だけあっても不安はなくならない】

ということです。

なぜなら、今の問題、これからの問題は、
単純な食料不足とか、単純な食料価格の高騰では
ないからです。

今、多くの人は、食料不足は戦争によるもの、
食料価格の高騰は、円安によるもの。

つまり、

「一時的なものである」

と、高をくくっています。

だから、「食料を備蓄せよ!」
と騒ぎ立てている人たちもたくさんいます。

しかし、僕の視点では、問題の本質は、

【従来の経済システムが崩壊しつつあり、
新しい経済システムに移行する必要があること】

なのです。

「ん?なんだ、いきなり難しいことを・・・。
意味がわかりません!」

と、あなたは思うかもしれません。

なので、これから詳しい話をしていきます。

これから

「いかに従来の経済システムが詐欺であり、
いかに破綻に向かって進んでいるのか?」
破綻しかかっているのか?」

「新しい経済システムとは、
具体的に、どのようなものか?」

などについて詳しく話をします。

わかりやすく結論だけ先に言っておくと、
これから、私たちは、

【ビジネスでお金稼ぐような攻めの要素、
自分たちで食料を自給するような生活を守る要素】

ある意味、両極端などちらもやっていく必要がある。

とても難しい時代を、
これから生きていくことになります。

食糧危機は、これから確実に起こります。
(というか、もう起こりつつあります)

経済破綻も、この10年以内に確実に起こります。
(下手すれば2,3年以内に)

だから、少なくとも、

「将来、農業、時間があればやりたいなー」

みたいな状況ではないのです。

今やり始めるか、それとも、
一生やらないかを、できるだけ早く決める必要がある。

今は、緊急事態なのです。

もちろん、
みんながみんな農業をやる必要はありません。

僕が、農業の話をするのは、
僕がコンテンツを売りたい気持ちがあるからです。

しかし、僕のエゴを取り除いたとしても、

【今、誰しもが、お金の面に関しても、
食べ物に関しても、対策しはじめなければいけない。
準備をしておかなければいけない状況】

なのは、確実なのです。

しかし、今、僕が周りを見渡しても、
まだ、みんながのうのうとした顔をしています。

今、多くの人は

「今が緊急事態だ!」

ということに気がついていません。

それが、僕には本当にもどかしいのです。

この後、説明しますが、
僕は先を読みながら生きるタイプです。

だからこそ、
今から大変な時代になることが、確実にわかるのです。

あまり危機感を煽りたくないのですが、
みんなあまりにも、危機感なさすぎです。

問題の本質に、少しでも目を向ける人を増やしたい。

なので、
今後の世界の展開について話をしたいと思います。

本題に入る前に、前提として覚えておいて
欲しい話が2つあるので、先に話をします。

まず、1つ目は、

【今、世界はあまりにも、
複雑、カオスになりすぎている】

という話です。

あなたは、
VUCA(ブーカ)という言葉を聞いたことがありますか?

この言葉、別に覚える必要は、全く無いです。

とりあえず、意味は以下のようなことです。

————————————————–

Volatility(変動性)、Uncertainty(不確実性)、
Complexity(複雑性)、Ambiguity(曖昧性)
という4つのキーワードの頭文字を取った言葉。

変化が激しく、あらやるものを
取り巻く環境が複雑性を増し、
想定外の事象が発生する将来予測が困難な状態を指す。

————————————————–

「今、世の中が複雑になっている」

と言われて、

「いや、そんなことない」

と、否定する人などいないでしょう。

「もう、世界があまりにも複雑になりすぎて、
一体何が正しくて、間違っているのか?。
わけわからない」

と、思っている人が大半だと思います。

だから、みんな、権威や専門家の言うことを、
よくも考えず鵜呑みにする。

例えば、

「政府がマスクをつけろといったからつける」

とか、

「ひろゆきが失業保険取れと言ったから取る!」

なんてことをやっているのだと思います。

ただ、この今のブーカの時代において、
一番理解しなければいけないことは、

【誰一人として完璧な正解、
完璧な答えを持っている人などいない】

ということなのです。

人間、生まれてきて時間は平等です。

どれだけ勉強熱心な人が、一生懸命、読書をしても、
この世のすべてを理解することなど不可能です。

だから、どんな知識人でも、
必ず、知識の偏りがあるのです。

例えば、経済学にすごく詳しい人でも、
医学的知識がすごく欠けていたりします。

だから、
毒である抗がん剤を打って死んだりしています。

例えば、脳にはすごく詳しい脳科学者でも、
感情については、知識が浅かったりします。

例えば、僕も最近、
経済の勉強をしっかりしはじめたのですが、

「あー、あまりにも無知すぎて情けない・・・」

と、日々、感じているのです。

今、世の中のことを、
すべて把握できているような人は、いないはずです。

また、もし、そんな人がいたとしても、
世の中があまりにも広がりすぎて、複雑すぎて、
すべてを1から説明することができません。

説明する時間が足りないし、
説明したとて、みんなが理解しきれないでしょう。

だから、今の時代、すごく大切になるのは、
自分の頭で考えることです。

【何が正しくて、
何が間違っているのかを自分で決める】

ということです。

僕が最近、良く思うことがあります。

それは、ほとんどの人は、

「正しいことも言っているし、
間違ったことも言っている」

ということです。

100%、
正しいことだけを言っている人はいません。

100%、
間違ったことだけ言っている人もいません。

みんなある意味、正しいことも言っているし、
みんなある意味、間違ったことも言っているものです。

だから、結局のところ、
「誰かの言うことを信じる」では、必ず間違えます。

間違えた選択をして、

「くそ!あいつに騙された!」

となってしまうのです。

騙されない、後悔しないためには、最終的に、

「これは自分で決めたことなんだ」

と、自己責任の元にすべての選択をすることです。

これから、もっともっとブーカが激しくなる時代。

カオスの時代において、すごく大事なことです。

前提として持っておいて欲しいことの2つ目。

【世の中に、先読みして生きる人は、
少数派(マイノリティー)である】

ということです。

あなたはMBTIという性格タイプ分類を知っていますか?

もし、知らない、自分のタイプも
わからないというのであれば、
ぜひやってみてください。

→ https://sharee99.com/16/test/test16/

MBTI本当によく当たる性格分類で、僕なんかは、

「俺はINTPとして生きる!」

と決めています。

「自分とは何か?」

という自分探しなんかやる必要はない。

「INTPであると思い込んで、
むしろ、自分をINTPに自分を合わせて生きよう」

という意識でいます。

それで、このMBTIの分類で、
感覚タイプと直観タイプという分類があります。

詳しい説明をすると長くなるので、
割愛するんですけど、感覚タイプの人は、

「今、目の前に起こっていることに、
対処しようとするタイプ」

です。

例えば、
病気になってから病院へ行くタイプです。

一方、直観タイプの人は、

「先読みをして生きるタイプ」

です。

例えば、

「病気になる前に予防しておこう」

と考えるタイプです。

この感覚タイプと直観タイプの違い。

大事なのはどちらが良い、悪いではないことです。

全体的に見れば、どちらも必要なことであり、
どちらかが優勢、劣勢ということではありません。

ただ、1つ、疑いようがない事実があります。

それは

【人口の割合として、感覚タイプの人が75%であり、
直観タイプの人が25%だ】

ということです。

そう、この世は、直観タイプの人、
先読みして生きる人が少ないのです。

しかも、僕の肌感覚では、直観タイプらしき人は、
もっと少なくて15%以下だと感じます。

つまり、世の中の、8割以上は
感覚タイプに分類される可能性が高いのです。

だから、世間を見た時に、

【実際に、問題が起こらないと、
何も行動を起こさないという人たちが大半】

なのです。

だから、よくよくあなたにわかっておいて欲しいこと。

あなたの周りの人は、よくよくしっかり勉強して、
よくよくしっかり考察をして、

「食糧危機とか、経済危機とか、起こるはずがない!」

と、思っているのではありません。

あなたの周りの人たちの多くは、単純に、
先のことなど考えていないのです。

世の8割にあたる感覚タイプの人は、
今のこと(もしくは過去)しか考えないものなのです。

世の1割の直観機能が優勢な人だけが、
先のことをよく考えるのです。

偉そうに言いたいわけではないんですけど、
僕は、直観機能が優勢なタイプです。

僕の勉強した結果、考察では、
食糧危機も、経済危機も、確実に起きるのです。

だから、僕は、7年も前から野菜作りをしたり、
3年も前からニワトリを飼ってみたりしているのです。

例えば、ウクライナの戦争が起こる前に、
金(ゴールド)を確保したりしているのです。

要するに、僕が言いたいことは、

【周りに合わせて生きるな!】

ということなのです。

おそらく、直観機能が優勢なのに、

「何かおかしい・・・」

と感じているのに。

周りの人が平然としているから

「大丈夫なのかな?」

と、なんとなく
周りに同調している人も多いはずです。

極端に言えば、感覚タイプの人は
食糧危機が、実際に起こらない限り、
行動することがないのです。

しかし、
食糧危機が起こってから行動しても遅いのです。

では、前置きが長くなりすぎているんですけど、
今日の本題である、

【現在の経済システムの破綻と、
新しい経済システムへの移行の必要性】

について話を進めていきます。

まず、あなたは「経済」の
勉強をしっかりしたことがあるでしょうか?

少し、勉強してみて

「あー、難しい・・・」

と挫折した人も多いでしょう。

最近、何度も言っているように
経済、金融、投資の勉強をしているんですけど、
そこで、はっきりとわかったことがあります。

それは、

【現在の金融、経済の仕組みは思いっきり詐欺だ】

ということです。

例えば、経済学なんて学問が、
とても難しいのは、それは詐欺を隠すためなのです。

例えば、法律が難しいのは、
「専門家に頼る他ない・・・」と思わせるためです。

もし、法律が簡単だったら、みんなが

「自分でやるわ」

となって、弁護士が食いっぱぐれるからです。

経済も同じです。

経済学は、わざと難しく、複雑にされているのです。

経済の場合は、根本的に、
すべてが詐欺だとバレないようにするために、
難しく、複雑にされているのです。

これから、経済が、
すべて詐欺である具体例を2つあげます。

まず1つ目は、

【現在の金融経済の始まりであり、
中心であり、最上部に位置する銀行。
この銀行が、詐欺から始まっているから】

です。

お金というものは銀行、
正確に言えば中央銀行から生み出されます。

日本においては、
日本銀行という中央銀行が1万円札を印刷する。

それを、三井住友銀行などが借りる。

そして、三井住友銀行は、
ユニクロなどの企業にお金を貸す。

こうやって日本にお金が流れる、広まっていくのです。

ただ、この最初の銀行、中央銀行というものが、
起源から、発祥から詐欺なのです。

銀行の発祥について、簡単に、話をします。

昔から人々は金(ゴールド)に高い価値を感じており、
金がお金として使われていました。

ただ、金貨や、ゴールドバーは保管が大変でした。

持ち運びするのに重かったり、
盗まれる心配もありました。

だから、自然の流れとして人々は、
安全な金(ゴールド)の保管場所を求めました。

保管場所になったのは、金細工職人
(金匠:きんしょう = ゴールドスミス:Goldsmith)
の金庫でした。

昔の人たちは、金細工職人に、
金(ゴールド)の加工を頼んだりしていました。

だから、そのついでに、

「この金(ゴールド)、保管しておいてくれよ」

と頼まれるようになったのです。

金細工職人は、金を預かる際に、

「金(ゴールド)1キロ預かりました」

というように、金(ゴールド)の預り証を発行して、
預かり業もするようになったのです。

そして、この金(ゴールド)の預り証を
使い始めた人々は気づき始めます。

「あれ?この預り証があれば、
わざわざ金(ゴールド)で
交換する必要がないんじゃないか?」

ということに。

例えば、Aさんと、Bさんが
それぞれ金細工職人の金庫に金(ゴールド)を
預けていたとします。

その際、わざわざAさんが金(ゴールド)を引き出して、
Bさんに渡す。

Bさんは金(ゴールド)を受け取って、また、
金細工職人の金庫に預けることは手間がかかります。

そんなことをせずとも、
お互いの預り証を交換する。

Aさんが持っている1キロの金(ゴールド)の預り証を
Bさんに渡しさえすれば良いことに気づいたのです。

だから、時間の経過とともに、
みんなが預り証で取引をするようになったのです。

そう、預り証こそが、今の紙幣の始まりなのです。

だから、この預り証を発行した
金細工職人 = ゴールドスミスというものが、
現代銀行の発祥だと言われているのです。

そして、ここからが重要なんですけど、
ここまでで止まっていれば、
何も問題ありませんでした。

この紙幣というものは、金(ゴールド)
というものによって価値が担保されています。

だから、仕組みとして、
とてもしっかりたしたものであり、
もし、今でもこの仕組のままであれば、
今のような詐欺的な経済にならなかったはずなのです。

しかし、金細工職人が、
途中で、あることに気づいてしまったのです。

「あれ?実際に金(ゴールド)を
引き出す人が10%もいないぞ・・・」

ということに。

例えば、金細工職人が
100kgの金を預かっていたとします。

実際には、お客さんたちは、日々、
10kgくらいしか引き出しません。

90kgの金(ゴールド)は、
ずっと金庫に眠ったままです。

だから、金細工職人は、こう考えました。

「1000kg預かっていたと仮定しても、
実際、引き出されるのは100kgくらいだよね?」

「だったら、今、100キkgあるから。
1000kgあるとして、預り証を発行して、
みんなに金利を取って貸し出せば良いんじゃないか?」

と、ひらめいてしまったらしいのです。

ちょっとややこしい話かもしれないんですけど、
要するに、金(ゴールド)がないのに、
あるものとしてしまった。

ここで、完璧な詐欺がはじまってしまったのです。

不幸なことに、
この金細工職人の詐欺行為は、バレることなく、
とてもうまく行きました。

誰も、金細工職人が、預り証に対応する金(ゴールド)
が金庫にないことに気づかなかったのです。

実際、今でも、例えば、三菱UFJ銀行には
国民が預けているだけのお金が金庫にはないと
言われています。

みんなが、一斉に、貯金を下ろしに行くと、
銀行は、潰れてしまうという話があります。

だから、今の銀行でも同じように、
堂々と、詐欺行為が行われています。

この金細工職人から始まった詐欺行為。

今の経済学では、

「信用創造」

と呼ばれています。

かっこいい言葉で呼んで、

「信用創造とは、なんちゃらかんちゃら・・・」

と中身を複雑にして、みんなに、
わかりにくく説明しています。

しかし、
信用創造なんてものは、後付の言い訳に過ぎません。

ぶっちゃけて言えば、単なる詐欺です。

今の世界の、金融経済は、金細工職人が
働いてきた詐欺行為の上に築かれています。

従って、すべて詐欺なのです。

経済学がわかりにくいのは、
この明らかな詐欺を隠すためなのです。

「経済学者しかわからない・・・」と思わせることで、
一般人に、バレないようにしているのです。

もう1つ、現在の金融経済が詐欺である例を
あげたいと思います。

【いくら借金しまくってもアメリカ経済は潰れない】

【アメリカはきれいな紙切れを印刷しているだけ】

【全世界でアメリカ経済を支えている】

というような話です。

あなたは、

「日本は1200兆円も借金を抱えて大変だ!」

という話を聞いたことがないでしょうか?

しかし、日本の借金など大したことがありません。

アメリカは、もっとひどい借金大国です。

その額は、222兆ドル。

日本円では、2京円とも言われています。

いいですか?

1000兆円の更に上の、2京円ですよ?

「いや、そんなことない。
アメリカは借金していない」

という人もいますが、仕組みを考えれば、
アメリカは借金大国になって当たり前なのです。

アメリカは、借金大国に、ならないといけないのです。

なぜなら、米ドルは、世界の基軸通貨だからです。

すべてのものが、米ドルでないと買えないからです。

日本円では、石油も、銅も、小麦も買えません。

日本がこれらを買う場合、米ドルに両替して買うのです。

また、中国は、銅などの資源を、
アメリカに売って米ドルをもらいます。

日本は、機械、自動車を売って米ドルをもらうのです。

米ドルが世界の主流のお金だから、
みんなが米ドルを欲しがり、

「アメリカさん、米ドルをください、ください」

と、世界中の国々が言うのです。

だから、アメリカはドンドンドルを刷ってばらまく。

借金も増えていくのが、道理なのです。

アメリカが借金をしなければ、世界中に、
米ドルが回らず、世界経済が機能しないのです。

ただ、この米ドルが共通のお金になっていることが、
根本的に、おかしいのです。

なぜなら、アメリカがやっていることは、
きれいな紙切れを印刷しているだけだからです。

トヨタ自動車が、日本人が一生懸命作った
自動車に対して、アメリカはFRBが印刷したドル紙幣を
渡しているだけです。

なんたる、不公平なんでしょうか?

労力の差が、あまりにもありすぎます。

それでも、受け入れざるを得ないのは、
米ドルを得なければ、日本経済が
成り立たないからです。

だから、根本的に、
米ドルが基軸通貨になっているのはおかしなことで、
どこかで、米ドル以外の通貨に変えないと
いけないのです。

しかし、今、米ドルの9割近くは
世界の各国が分散して持っています。

もし、基軸通貨を、
ビットコインなんかに変えてしまうと?

ドルの価値がなくなり、価値がなくなれば、
すべての国が大損をしてしまうのです。

間違いなく、一瞬で、世界が大恐慌となるでしょう。

だから、今の金融経済では、米ドルを
使用をしないようにすることができないのです。

今の金融経済は、アメリカ以外の国々で、
必死で、借金大国のアメリカを支えているのです。

投資の世界で、

「アメリカ経済連動のインデックス投資をしておけば、
必ず儲かる!」

と言われているのは、世界全体で、
アメリカ経済を支えているからなのです。

そして、あなたに認識しておいて欲しいんですけど、

【アメリカ経済を一番支えているのは、日本】

なのです。

私たち国民一人一人が、必死に働いたお金が
アメリカ経済を支えているという事実です。

日本人の給料がまったく上がらないのは、
税金とか、医療費、保険、投資など色々な形で
アメリカにお金が流れる仕組みがあるからなのです。

とにかく、私たちは、詐欺的な経済システムの上で、
日々、生活をしているのです。

経済的に豊かになることができない根本的な原因は、
現行の、金融経済が詐欺的だからなのです。

僕が例に上げた金融経済のおかしさは、
本当にごくごく一部です。

まだまだ、おかしな点は細かいことを入れれば、
たくさんあって、全部指摘しようとすると
10冊以上の本になるはずだと思います。

こういうおかしさの上で、
いくら頑張ってお金を稼いでも、
そのお金は結局、上にある銀行とか、アメリカに、
一部の超お金持ちに、吸い取られる仕組みに
なっているのです。

この詐欺行為がバレないように、
経済学者をたくさん生み出し、

「経済とは、とても複雑で難しいものである」

と思わせて、一般人は、煙にまかれているのです。

だから、

「お金を稼ぎたい気持ちが先行します」

と、コメントした人に、わかって欲しいのです。

お金を稼いでもいいけど、ただ稼いでも、
詐欺の経済で奪われてしまうよ、ということなのです。

イメージ的に言うと、
今の金融経済というものは「魔法」なのです。

例えば、豚に魔法をかけて、
美女に見せるようなマジックなのです。

実際、紙幣というものは紙切れです。

それは、みんなが「価値がある」
と思いこんでいるから価値があるだけ。

もし、魔法が解ければ、
「なんだ豚だったのか!」となるように、
「こんなもの単なる紙切れじゃないか!」
となってしまうのが、今のお金なのです。

アメリカのFRB(連邦準備委員会)の
やっていることは、きれいな紙切れ(紙幣、国債)を、
印刷することだけです。

だから、いずれどこかで、
この魔法は解けるはずなのです。

しかし、問題は、
この魔法が一体いつ解けるのかがわからない。

そして、魔法が解けるまでは、私たちが、
お金がないことには、生活ができないことなのです。

ちょっと話が広がりすぎているんですけど、
要するに、ここまでで僕が言いたいことは、

【今の経済システムは、いつか破綻する。
破綻せざるをえない】

ということなのです。

ただ、経済崩壊、経済破綻が、
どのタイミングで起こるのかがわからない。

最短で2、3年で来るかもわからないし、
10年後、になるかもしれない。

もしかしたら、30年先、50年先になって、
自分が先に死んでしまう方が先になるかもしれない。

だから、今、私たちは、

【古い経済に対応しつつも、新しい経済システムに、
移行する準備をしなければいけない】

という、とても難しいことを求められているのです。

もちろん、

「俺は、今の経済システムの中で、
うまく生きて行くんだ!お金を貯めてFire。
セミリタイアするぜ!」

という人もいるだろうし、
その生き方も僕は否定しません。

ただ、今の経済システムの中で生きていくためには、
生まれつき金持ちの家に生まれるとか、
膨大な勉強と試行錯誤、努力が必要です。

僕も、今の経済システムの中で戦うつもりですが、
自分の子供になんかは、そのような不毛な戦いは
して欲しくないと思っています。

他の子供たちも含め、後輩たちには、詐欺じゃない、
搾取されない経済システムの中で生きて欲しい。

だから、僕は、うまく新しい経済システムに
移行した方が良いと思います。

なので、次に、新しい経済システムについて
話すんですけど、これは、すごく単純です。

【昔ながらの日本的な生き方に戻るだけ】

です。

おじいちゃん、おばあちゃん、旦那さん、奥さん、
子供たちというような大家族で一緒に暮らす。

そして、家族みんなで、協力して野菜を作ったり、
お米を作ったりして、自給自足をする。

さらに、周りの家族とも協力して、
村社会として、小さな経済システムの中で
生きることです。

まず、現代人が
思い出さないといけないことがあります。

それは、

【最低5人、しっかりと働ける人間がいれば、
生活に困ることなんてない】

ということです。

例えば、会社というものは5人くらいの社員がいれば、
十分回りますよね?

同じように、家族に5人の大人がいれば、
それぞれ役割分担して働けば、経済は
回るはずなのです。

今、家族5人がいても貧乏なのは、それぞれが
別の仕事をして協力などしていないからです。

子供が「自立」とか洗脳されて、無意味に、
家を出ていくように仕向けられているからです。

想像してください。

あなたの家族に農業、猟師、漁師、大工、服飾を
している人がいれば、とりあえず、生活には困らない
ように思わないでしょうか?

私たちの生活の基本は衣食住です。

僕は、もし100人規模のコミュニティーがあれば、
それで十分、人々は豊かな生活していけるはずだと
思っています。

だって、昔の江戸時代の人たちは100人以下で、
村社会で、ずっと生活をしてきたのだから・・・。

私たちが、

「グローバル経済が必要だ」

と思わされていることが、そもそも洗脳なのです。

私たちには、アマゾンなんか、本当は必要ないのです。

極端に言えば、日本は鎖国してしまえば良いのです。

鎖国したからこそ、江戸時代は、
260年間、平和な時代が続いたのです。

日本人は、縄文時代から、いやもっと古くから
同じところで、循環型の生活を続けてきたのです。

だから、あたらしい経済に移行するというよりは、
一旦、元の経済システムに戻すという方が正しいと
思います。

これも、ぜひあなたに、
認識しておいて欲しいんですけど、

【アングロサクソンの人たちなどは、
他国を侵略し続けることで生き延びてきた】

という歴史があるのです。

例えば、今のアメリカは、ヨーロッパから
渡ってきた人たちが、先住民のインディアンを殺して、
アメリカ大陸を奪いました。

そして、今、一部の外国人は、

「もう、地球は終わり。次は、月に移住だ!」

なんてことを言っているのです。

この価値観、日本人の私たちには、
理解しづらいと思うんですけど、
アングロサクソンの人たちは、

「ある特定の場所で循環型の生活を続ける」

なんてことができないのです。

発想そのものがないのです。

次々と新しい土地に侵略して、
その土地を利用しきって、
また別の土地へ侵略していくというような
価値観を持っているのです。

今、国連から

「SDGs。持続可能な社会を目指そう!」

と言われています。

しかし、私たち日本人から言わせてもらえば、

「そんなこと、とっくの昔からやっているわ!
それをお前たちが邪魔しているだけだろ!」

ということなのです。

ただ、現代日本人も、本来の日本的な循環型の生活、
経済システムを忘れてしまっています。

だから、改めて、
歴史なんかも勉強し直さないといけないと思います。

そして、日本的な循環型の生活を戻すために、
僕が個人的に主張したいことは、

【日本で、野菜とかお米とか、
自給自足できるようにしなければいけない】

ということなのです。

今、日本の食料自給率の低さは、本当に深刻です。

食料自給率は、カロリーベースで37%。

種の自給率は10%。

化学肥料のリンとカリウムの自給率はゼロ%です。

従って、本当の、日本の農産物の自給率は、
実質1桁の可能性があります。

その上で、今、猛烈な食料不足、
食料価格の高騰が起こりつつあります。

(実際は、起こされようとしている。
これについては次回話そうと思っています)

だから、とにかく、今すぐ、
できるだけ一人でも多くの人が
野菜作り、米作りなど農業を
学び始める必要があると感じています。

「まあ、老後にゆっくり時間が取れるようなったら、
野菜でも作ろうかな・・・」

とか、考えている人は、
厳しいことを言えば、現実が見えていません。

今は、

「今から農業を学び始めるか?
?それとも、一生やらないか」

というような緊急の選択の時なのです。

今回、ちょっと色々な話をしすぎたかもしれません。

ただ、ブーカの話をしたように、今、
本当に、世の中が複雑になっています。

だから、僕の話も、
どうしても複雑になってしまいます。

例えば、現在は、昔のように、
「24時間働けますか?」
「企業戦士」というようにがむしゃらに働いて
さえいれば良いような時代ではなくなったのです。

例えば、男性の場合は、仕事もして、
家族も大切にしないといけない。

女性の場合も、子育てもして、
仕事もしないといけない。

両極端なことを、
矛盾するようなことを同時しないといけない。

「そんなこと無理!!」

ということが、みんなに
求められている時代のように、僕は感じています。

これは、捉え方によってある意味、厳しい時代。

ある意味、面白い時代と捉えることもできます。

僕が一番伝えたい本質はここです。

後、最後にもう1つ、付け加えて言いたいことは、

【とにかく、今、現状維持だけはやめておけ】

です。

例えば、今、惰性で、何も先のことを考えず、
都会でサラリーマン生活を続けるということは、
やめて欲しいのです。

例えば、都会でいるなら起業して、
ビジネスで、お金をしっかり稼ぐことをはじめる。

もしくは、サラリーマンを続けたいなら
田舎に移住して、仕事をしながら半農半Xを始める。

もしくは、あなたが「これがやってみたい!」
ということがあれば、それは何でも構いません。

とにかく、今、これからの時代、
無意味に停滞することだけはやめてください。

【大変化の時代、
現状維持が一番苦しい人生になるから】

です。

今、何もしなければこれからの食料価格の高騰で、
生活は苦しくなるだけです。

コロナ騒動は、変化するための
地ならしに過ぎないという話をしている人がいます。

これからが、本格的な変化だと言っている人がいます。

僕も、その通りな気がします。

これから本格的に大変化が起こり得るこの時期に、

「なにもしない」

ということは、もっとも危険です。

これだけは、頭に入れておいてください。