こんにちは、木多崇将です。

現在、若い世代で老後の生活に、
不安を感じている人が増えていると思います。

というか、すでにインフレ(物価高)によって、
生活が困窮している人も増えてきていると思います。

要するに、貧乏な人が日本で急増していると思います。

生活に苦しんでいる人の中には、

「岸田のせいだ!増税クソメガネ!」

と政治批判している人も多いですが、

「責任は自分にある」

と考えている人も日本人には多いように思います。

「自分にはお金を稼ぐ才能やスキルや知識がない。
だから、貧乏でもしょうがないんだ・・・」

と、自分を責めたり、
諦めたりしている人も多いように思います。

今回、このような人に向けてメールを書きます。

いいですか?

抽象度をあげて見た時、社会全体を見た時、
日本で貧乏人が増えているのは岸田さんのせいではないのです。

また、個人的な才能とか能力の問題でもないのです。

簡単に言えば、

【日本全体が貧乏になっているから、
貧乏人が増えているだけ】

なのです。

僕が繰り返し言っていることですが、
今の日本人の個人の問題の多くは、
社会システムの問題、限界から来ています。

そう、この国は沈みゆくタイタニック号が如くです。

日本という国自体が滅亡に向かっているのです。

だから、個人でいくら頑張ろうとも、
無駄な努力というところがあるのです。

例えば、日本の10年国債金利が
0.8%まで上昇してきました。

日本の10年国債金利1%が超えれば、
多くの地方銀行は債務超過になります。

最悪、潰れてしまう弱小金融機関が出てくるはずです。

さらに、1.5%になれば、
日本銀行自体が破綻する可能性もあります。

そんなことが、もし起これば、
日本円は大暴落してしまうはずです。

もう時期の予測はしないでおきますが、
日本経済崩壊は、早かれ遅かれです。

だから、今、
あなたがやるべきことは自己嫌悪などではないのです。

また、できるだけ、

「自分だけ助かりたい・・・」

と思うことも、極力やめることです。

繰り返しますが、今、
この日本という国全体が沈もうとしているのです。

自分だけ助かろうと思っても無理があるのです。

僕が、今、みんながやるべきことだと思うのは、

【国や政府を頼らず、
個人個人で小さな組織を作り始めること】

です。

今、タイタニック号(日本)から降りて、
別の船に移動(海外移住)している人も多いでしょう。

そういう人たちを僕は批判しません。

合理的な判断だと思うからです。

しかし、僕はおすすめはしないし、
僕自身も海外移住はするつもりはありません。

なぜなら、人間というものは、
自分で生まれる場所を選んで生まれてくる。

そして、その生まれた場所で、
果たすべき使命を持っていると思うからです。

そう、日本人の大半は、日本でやるべきことがあるのです。

僕は、日本を再構築するための
コミュニティーの準備を始めたいと考えています。

正直、僕はこれまで
組織やコミュニティーを作ることを避けてきました。

単純に、めんどくさかったからです。

人を雇って会社を作ろうと考えたこともありますが、
どう考えても忙しくなるだけで、煩わしさが増えるだけで
デメリットしか感じなくてやりませんでした。

僕は、一人で仕事をするのが大好きです。

しかし、もう時代の流れの中で、
そうも言っていられなくなりました。

もう日本の99%の組織は、
腐り切っていて完全に機能不全を起こしています。

政府や国に頼らず、「自分たちでなんとかする!」
という人を集めて協力できる体制を作っておかなければ、
最悪、生きていくことができなくなる可能性があります。

日本は、あらゆる危機が、
いつ起こってもおかしくない状態になっています。

例えば、日本の石油の輸入率は99.7%です。

化学肥料の輸入率は100%です。

ガソリンがなければトラクターは動かせません。

化学肥料がなければ十分な量の野菜は作れません。

「日本の食料自給率は40%で低すぎる!」

という話がありますが、実質はもっと低い10%を切るのです。

下手したら3%くらいなのではないかと思います。

自国で食べる食料が
たった3%しか自給できない恐ろしい国、それが日本なのです。

しかも、国がしている食料の備蓄も
1ヶ月半くらいしかないという話もあります。

つまり、海外からの輸入が、
途絶えればすぐにでも食料危機は起こってしまうのです。

なにか事件が起きて、例えば、戦争が起きて、
各国が輸出をやめたりするだけで、餓死者が出ても
不思議ではないのです。

あまりにも不安定な中、私たちは生活しているのです。

あまりに恐ろしいと思いませんか?

助け合える人を探しておくとか、協力しあえる組織を
作っておかないといけないと思いませんか?

ただ、先に正直に言っておきますが、
具体的にどのような新しい組織を作ればいいか、
まだ僕自身にもはっきりと答えは出ていません。

また、そもそも日本の社会システムが崩壊するとか
あり得ないと思っている人もまだまだ多いはずです。

だから、まず、

「どれほど既存組織がダメダメなのか?」

について詳しく話します。

日本の既存組織の99%には絶望しかありません。

しかし、その絶望を直視して欲しいのです。

「陰極まれば陽に転ずる」

という言葉があるように、
真の希望は絶望の先にあるはずです。

「ああ、もう医療業界は完全に腐り切っているんだ」

「学校教育というものはもうすでに崩壊しているんだ」

と気づくことで、すっぱりと仕事などもやめられるはずです。

そう、みんなどこかで淡い希望を持っているから、
現状維持を選択しているのだと思います。

現状を打破する方法の1つは、絶望することだと思います。

日本の既存組織の問題について詳しく話します。

まず、今のすべての組織について共通かつ、最大の問題点は

【中央集権であること】

これに尽きると思います。

中央集権というものは、
イメージとしてピラミッドを想像すると良いと思います。

トップにいる少数が、
下の者を全てを支配するような組織構造のことです。

日本の組織の99%は
この中央集権、ピラミッド構造だと思います。

この中央集権組織は、もちろんメリットもたくさんあります。

意思決定がスピディーで、まとまりや秩序体系が作りやすいです。

しかし、当然、中央集権組織にはデメリットも多いです。

現在、この中央集権組織の
デメリットが許容の限界を超えてきています。

今までは、中央集権組織のデメリットが目をつむれる範囲でした。

しかし、もうそのデメリットが、
我慢ができる限界を超えてしまいました。

私たちの今の生きづらさは、
この中央集権組織のデメリットが
強調されすぎているところから来ています。

人間は、気がついていないことの問題解決はできません。

多くの人の生きづらく感じているのにどうもならないのは、
認識していないところに真の問題があるからです。

組織論は、みんなが気づいていない問題の盲点です。

僕の話を聞いて、
まずしっかりと認識して欲しいと思います。

では、中央集権組織の
具体的なデメリットについて話をしていきます。

5つあるので順にシェアしていきます。

まず、中央集権組織の問題の1つ目です。

それは

【トップに権力やらお金が集中すること】

です。

要するに、不公平、不平等すぎるということです。

日本人のほとんどは学校に通い、
それから会社に就職します。

つまり、中央集権組織しか経験をしません。

だから、

「先生の言うことを聞く」「社長の指示に従うこと」

ということがごく当たり前に思っています。

トップの偉い人がすべての権力を握り、
大金を持っていても、それに対して、
「不公平だ!」と思うこともありません。

例えば、社長の給料が100万円で、
自分の給料が15万円でも
「不公平だ!」と、訴えることを日本人はしません。

日本では自由経済なので、

「稼ぎたければ自分で会社を作れ。そのリスクを
負えないのだから安月給でも我慢するのが当たり前だ」

と、捉えている日本人が多いと思います。

しかし、視点を大きく持たないといけません。

例えば、現在、ピラミッド構造組織の問題からくる、
収入格差がもうえげつなくなっているのです。

世界経済でいうと、

【トップ1%の富裕層が世界全体の富の48%を支配している】

という話があります。

あまりに、あまりに不公平ですよね?

お金持ちと貧乏人の差は、日本でもあまりにも
酷くなっていることが、感覚的にも感じられるはずです。

例えば、貯金が1億あるような老人が、
さらに、年金をもらいながら遊んで暮らし。

その一方、真面目に働いている若者や
シングルマザーが生活に困窮しているのが日本の現状です。

また、権力の集中も、中央集権の本当に大きな問題です。

普通の会社において、従業員の意見が、
社長に通るなんてことはほとんどないと思います。

というか、

【従業員の人は、
会社に意見をするという意識自体失っている】

と思います。

ピラミッド構造組織の下にいる者には、
自由意思とか、権利がまったくないのです。

基本的には、奴隷のように、
ただ従うということしかできないのです。

1人の支配者と99人の奴隷を
生み出し続けるのが中央集権組織です。

中央集権組織には、この構造の問題が明確にあるのです。

では、中央集権組織の問題の2つ目です。

それは、

【トップが駄目だと組織全体が駄目になってしまうこと】

を意味します。

中央集権組織は、トップが有能であればうまく機能します。

しかし、反面、
トップが無能だと組織全体も悪くなってしまいます。

例えば、「二代目になって会社が潰れる」ということが、
日常茶飯事ということがこの事実を示していると思います。

現在の日本の大半の組織において、
トップがあまりにも無能な人ばかりになっています。

政治業界、医療業界、経済界、
古い日本の組織のトップにいる人たちが、
もれなく三流の人間ばかりになってしまっています。

一番象徴的なのは、「岸田文雄」という人でしょう。

この人は、知識面から見ても、リーダシップや
人格という観点から見ても、全く魅力がありません。

いうなれば、ただの凡人、三流の政治家です。

こんな人が、ただ長く政治家を続けて来たという理由だけで、
棚ぼた的に、総理大臣となってしまったのです。

つまり、日本のトップに立ってしまったのです。

(こんな自分の意志がない犬みたいな人が、
日本のトップという現状は、僕は、本当に絶望します)

岸田さんは今の古い組織の現状をよく表しています。

今、日本のあらゆる業界のトップは

【ただ組織に残り続けていただけで、
何の努力もせずにトップになった三流人間ばかり】

です。

三流の人間は、組織を良くする力はありません。

組織を悪化させる一方です。

今、政治業界、医療業界、経済界、マスコミ業界で、
世の中を動かしているのは、三流の能無したちです。

あなたが生きやすくなるはずがないのです。

あなたに知っておいて欲しいことは、
これは、たまたま時代の流れでそうなったのではありません。

これはアメリカによって、”意図的に”仕組まれたものです。

戦後、アメリカGHQは、「赤狩り」と称して、
日本の公務員、民間企業において、有能な人物を排除しました。

「日本を良くしたい!」

と思っている愛国心のある、
能力のある人たちをごっそりと要職から解雇したのです。

その代わり愛国心のない、無能な人間、
ただし指示には素直に従うものを変わりにすげ替えたのです。

しかし、それでも
戦争前後の日本には、優秀な人がとてもたくさんいました。

だから、松下幸之助さんのような優秀なリーダーが
自ら会社を立ち上げて、日本という国を支えてくれていたのです。

しかし、戦後、だんだんと月日が経っていくうちに、
その優秀な人たちの大半が死んでしまいました。

しかも、残念なことに、
優秀なリーダーの思想がうまく引き継がれていないのです。

これは、特に、平成30年間の、
日本全体の停滞が大きかったと思います。

平成の時期、経済など、あまりにも大きな変化がなく、
ただただ右肩下がりを続けてしまいました。

どれだけの大企業であれ、右肩下がりの組織に、
能力がある人たち、成長意欲がある人たちは
留まっていられません。

例えば、官僚なんかになっても、
本当に有能な人ほど、すぐに辞めるという話があります。

現在、多くの有能な若者は、自分で起業をするとか、
個人で活動している人が多いと思います。

だからこそ、今、古くて大きくて影響力がある組織において、
能力がない人、向上心のない者ばかりが残っているのです。

とにかく、僕が言いたいことは、
今、日本の影響力がある組織を動かしているのは、

【能力や向上心がなく、
ただ既存組織にしがみついてきた人間たち】

だ、ということなのです。

岸田さんのような意志薄弱で、
自分の保身だけ考えているような人が日本のトップにいるのです。

「日本を良い国にしたい!」

というような気持ちが、
ほとんどない人がリーダーになっているのです。

あなたは、日本という国が絶望の縁にあると感じませんか?

国などに頼ることなどできないと感じられないでしょうか?

次に、3つ目の中央集権組織の問題。

【中央集権組織に所属していると、自然に無自覚に、
無能な人間になってしまうこと】

です。

中央集権組織はトップのみ決定権があります。

逆に言えば、下の者には、ほとんど決定権がありません。

従って、下の者は、ごく自然に、
上から指示されたことをこなすことしか考えなくなっていきます。

そして、自分の頭で考えて、積極的に行動すること。

価値を生み出し社会へと提供する意識。

自立して生きる、自己責任の意識で生きる。

中央集権組織にいると、
ごく自然にこういう意識が諸々なくなってしまいます。

つまり、中央集権組織に所属しているだけで、
無自覚で、人間としての能力が下がってしまうのです。

現在、日本人の大半は、
小学校、中学校、高校、大学、会社員という流れで、
中央集権組織でずっと過ごしています。

私たちは、無自覚で無能な人間になっているのです。

僕は、自分の子供を、絶対に、
普通の保育園とか、学校に通わせるつもりがありません。

なぜなら、先生の指示に従うしかない
中央集権組織に入れれば、
子供がバカになるのがわかっているからです。

僕が別に子供に何も教えなくても、
畑やら山で遊ばせておけば、自分の頭で考える子供になることが
しっかりとわかっているからです。

今3歳の子供は、今すでに自分で考えて、
釘とカナヅチを持ってきて、「家を作る!」
と言って、自ら動いています。

そう、あなたは気づいてください。

中央集権組織 = 会社で働いている人は、
無自覚に、才能を失っているのです。

もっと正確に言えば、

【才能を失っていることに気づいてすらいない】

のです。

どれだけ恐ろしい状態にいるのか、感じられないでしょうか?

僕は、個人事業主を10年以上続けています。

だからこそ、自分の頭で考えて、積極的に行動すること。

価値を生み出し社会へと提供する意識。

自立して生きる、自己責任の意識で生きる。

こういうことがごく当たり前に体現できてます。

その反面、自分以外の人を見て、こういう意識が、
本当にみんな欠けているといつも、すごく感じます。

僕がみんなに問いたいのは、

「目先のお金と、自分の才能どっちを取りますか?」

ということです。

会社さえ辞めてしまえば、勝手にあなたの才能は伸びていきます。

逆に、中央集権組織にいれば、よほどの向上心、自制心がない限り
ドンドン能力が落ちていくのです。

人間、「決定権」がなければ、「何かをしよう」と思えないのです。

とりあえず、中央集権組織にいると
自分の能力が下がってしまう認識だけでも持ってください。

認識からすべてが始まります。

中央集権組織の問題4つ目です。

それは、

【トップが支配を続けようとすること】

です。

中央集権組織というものは、トップに旨味が集中します。

だから、当然、トップにいる人たちは、
その支配構造を維持しようとします。

多くの日本人は気がついていない、
気がつこうともしていませんが、
この世の中は、過去、数百年以上にわたって、今、現在に至るまで

【王族、マフィア、銀行家などが支配を続けている世界】

です。

例えば、「シカゴマフィア」とか、
「ゴットファーザー」とか、あなたは聞いたことがありますよね?

マフィアは、いうなればヤクザです。

マフィアは、怖い人たちで暴力を振るうのは当たり前。

さらに、目的のためなら殺人だってなんだってします。

(総理大臣だって暗殺します)

そして、マフィアがこの世界から
いなくなったという事実など、どこにもありませんよね?

今でも、マフィアの人たちはしっかり存在していて、
裏側から、この世界で色々なことを支配したり、
コントロールしているのです。

今、 日本人の中には、こういう話をするとすぐに、
「陰謀論者」と言って、バカにする人がまだまだたくさんいます。

こういう人たちは、
もう時代が変わっていることを認識すべきです。

もう時代は、「陰謀論者」とバカにする人こそが、
バカである時代になっているのです。

「陰謀論など存在しない」

と言っている人は、

「この世に根回しがない!」

と言っているのと同じです。

根回しとは、

「ある目的を実現しやすいように、
関係する方面にあらかじめ話をつけておくこと」

という意味です。

お金も権力もある人は、
自分のやりたいことを根回しして当たり前じゃないですか?

しない理由がないでしょう。

例えば、インボイス制度やLGBT法案など、
アメリカのマフィア系統の人たちの
根回しによって通された制度であるはずなのです。

繰り返し僕が言っていますが、そもそもこの日本は明確に
戦争に負けてアメリカに支配され続けている奴隷国家なのです。

例えば、さきほど石油の99.7%を
輸入に頼っているという話をしました。

しかし、そもそも日本には油田がないわけではありません。

また、メタンハイドレードという天然ガスが
100年分も存在しているという話すらもあります。

https://diamond.jp/articles/-/88366

しかし、油田があろうが、天然ガスが出ようが、
そもそも掘らせてもらえないのです。

なぜ、掘らせてもらえないかと言うと、

【日本という国は、中央集権国家であり、
トップがアメリカの権力者に支配されているから】

です。

アメリカ政府の人間は、
日本が純粋に豊かになることを、絶対に許さないのです。

今、日本政府は、完全に乗っ取られています。

安倍さんがギリギリのラインで食い止めていたけど、
岸田さんになってもう歯止めが全く効かなくなったのです。

従って、日本人は、海外に逃げるか、もしくは、
自分たちで別の組織を作るしか希望の道はないのです。

そう、世界のトップにある人が、
自分たちの支配構造を維持するために、
明確に仕掛けていることがあるので、
これをぜひ知っておいて欲しいと思います。

それは、

【表向きは良いことに見せかけて、その実、
組織の中で対立、競争が自然と起こる仕掛けを作っていること】

です。

例えば、具体的な一例は、戦後の農地改革です。

戦後、GHQは、日本の地主たちから農地を買い取り、
小作人に広く売り渡しました。

この農地改革、小作人の農民は、

「地主の独占、不公平、支配から解放された!」

と、喜びました。

しかし、この農地改革によって、日本のむら社会に
存在していた協力意識がなくなってしまったのです。

その代わりに、競争意識が強くなってしまったのです。

僕は、田舎で農家の人たちと直に接しているから、
実感としてよくわかります。

農家の人たちは、表向き仲良くやっていますが、
お互いライバル意識を持って競争しているのです。

だから、例えば、農家の人たちは、トラクターなど
新品だと300万円以上する大型機械をそれぞれ個人で
所有しています。

僕は、

「へ?そんなのみんなで共有して、
貸し借りすればいいじゃないの?」

と思いますが、みんな一家に一台持っているのです。

農家の人は、

「うちは兼業だから
使いたい時に使えないと仕事にならない」

「壊してしまった時、責任が取れないから」

とか、なんじゃかんじゃ色々言い訳しています。

しかし、僕には、彼らの本音が透けて見えます。

他の農家に負けたくないという意識があるのです。

例えば、他の人よりも少しでも収穫量をあげたりとか、
高価なトラクターに乗ること彼らの優越感だったりするのです。

ただ、結局、その競争意識によって、
日本の農業業界全体が衰退しました。

隣の農家に収穫量で勝っても、
農業で食っていくこと自体ができなくなったのです。

正直、僕は「アホなのか?」と思ってしまいます。

僕が強調したいのは、ほとんどの農家が、

【対立、競争するように、
仕向けられていることに気づいてもいないこと】

です。

そう、大衆的人間は、
世界を支配している人たちが仕掛けた罠に気がついてないのです。
いいですか?

「人々が組織の中で協力できないようにする罠」

このこの罠が、よく見れば世間の至る所に仕掛けられています。

例えば、労働組合も典型的なものです。

労働組合とは、

「労働者が主体となって自主的に労働条件の維持、改善や
経済的地位の向上を目的として組織する団体」

と、表向きキレイゴトを並べています。

しかし、よくよく考えれば、労働組合など、会社と従業員で
争いをわざわざ起こしてしまうものでしかありません。

労働組合など作ってしまえば、会社の従業員みんなで、
一丸となって協力して仕事をする意識を削ぐだけです。

労働組合とは、戦後、GHQによって日本の会社が
発展しないようにするために作られたものなのです。

また、過去ずっと行われてきた男女平等運動。

また、最近良く耳にする夫婦別姓なんてものも、
典型的に、家族組織の分断を起こすためのものです。

こういう組織分断の罠が、
社会の至る所に仕掛けられているのです。

残念なことに、
本当に多くの日本人がこの事実に気がついていません。

そして、世界を支配しているトップは、

「馬鹿な奴らだ・・・」

とほくそ笑んでいるのです。

あなたは、悔しくないですか?

では、最後、5つ目の中央集権組織の問題です。

これは、僕的に、地味に嫌な問題なのですが、

【規則が増え続け自由がなくなってしまうこと】

です。

これは、ここ数十年の日本社会を見ていればよくわかることです。

毎年のようにドンドン規制や法律の数が増えて、
ドンドン自由がなくなっています。

例えば、今、本当にタバコ吸っている人は大変だと思います。

路上でも吸えない、
居酒屋でも吸えない、パチンコ屋でも吸えない。

隅っこにある臭い喫煙所で犯罪人のような扱いで、
コソコソとタバコを吸っているような現状だと思います。

まあ、僕自身、タバコを吸わなくなっているので
メリットの方が多いのですが、大きく見た時、
このドンドン規制が厳しくなる社会を楽観視できません。

日本では新しい規制は出来ても、
出来た規制がなくなることはありません。

従って、放っておけばこの先、
私たちの自由はドンドンなくなっていくのみです。

自由がない生活は、何も楽しくありません。

何かを変えなければ、この先の日本は、
誰にとってもただただ生きづらい不自由な社会となるのみです。

以上、かなり長くなりましたが、
中央集権組織のデメリットについて話をしました。

僕が、強調したいのは、

【日本で影響力のある
組織のトップが無能になりきっていること】

【しかも、そのトップが
世界の支配者に支配されきっていること】

です。

もう、国や政府に何か希望を見いだせる状態ではないということ。

自分たちで新しい組織を作っていかないと
生きていけない可能性もあるという危機的な状況なのです。

「じゃあ、木多さんが考える
中央集権組織以外の組織とはどういうものなのか?」

ということになると思うのですが、
あまりにメールが長くなったので詳しくはまた話をします。

ただ、そもそも最初に話したように、
僕の中で、はっきりとした答えは出ていません。

もし、明確な答えがあるのであれば、もうすでに、
誰かが作ってうまく機能しているようにも思います。

だから、これから試行錯誤しながら、
模索しながら日本人みんなで作っていくしかないように思います。

ただ、大きな方向性は見えています。

「分散型自律組織」と
「自然を模した組織」がキーワードになると思います。

中央集権組織は、どうしても

「中央(トップ)が腐敗する」

というところが問題です。

逆に言えば、中央(トップ)がいなければ、
諸々の問題がなくなるのです。

中央(トップ)がいなければ組織は機能しないと
思いこんでいる人も多いかもしれません。

しかし、インターネット、ビットコインにしても
すでに中央なしで機能しているシステムが存在しています。

もっと大きなもので言えば、
中央がない組織形態の典型例は「自然」です。

自然は、中央の管理者がいないけど、
秩序を保って、維持し続けることができています。

(その秩序を唯一邪魔しているのが人間という構図です)

だから、自然を参考にして考えれば、
うまく機能し続ける組織を作れるのではないかと考えています。

このあたりの詳しい話は、またいずれしたいと思っています。

僕は、これから
こういう理想組織を作っていきたいと思っています。

結局のところ、僕が組織を作るのが嫌だったのは正確に言えば、
中央集権組織を作りたくなかったのです。

今回話したような中央集権組織の
諸々のデメリットがあることがよくわかっていからからです。

例えば、中央集権組織を作れば、
秩序のために規則を作らざるを得ません。

しかし、規則を作って一番苦しむのは、
自由が大好きな自分自身なのです。

僕はトップにたって偉そうに指示したり、
信者をたくさんもってカリスマになりたい欲求などありません。

だから、組織を作るなど
デメリットでしかないと思っていました。

だから、一人で気楽に仕事することをずっと選んできたのです。

しかし、もう、本当に世の中が腐り切って、
一人で生きることはできなくなりました。

だから、今回、結論的に僕が言いたいのは、

「あなたも、僕と一緒に希望の組織を作りませんか?」

ということです。

そのための話をこれから
少しずつやっていくので楽しみにしておいてください。

それでは、また。