こんにちは、木多崇将です。
多くの人は、
「遺伝子組換え(ゲノム編集)は危険である」
という認識を持っていると思います。
だから、(遺伝子組換えではない)と書いてある、
納豆を選んで買ったりしていると思います。
しかし、
「じゃあ、なぜ、遺伝子組換えは危険なのか?
具体的に、何が問題なのか?」
と聞かれても、ちゃんと説明できる人は、
ほとんどないと思います。
【わかっているようで、わかっていないこと】
これは、「わかっていないこと」
よりも危険だったりします。
例えば、「有機野菜は体に良い」
と思い込んでいる人がいます。
しかし、有機野菜の基準は、化学的に合成された
肥料や農薬を使っていないということ。
だから、ドブ川からさらってきた汚泥から
作られた育苗土とか、殺菌剤、抗生物質などが
たっぷり含まれた鶏糞だったら使っても良いのです。
はっきり言って、僕は、粗悪な、
質の低い有機質肥料を与えるくらいだったら、
まだ、化学肥料の方が人体には安全だと、
考えています。
実際、あるテストよって、普通のバナナは問題なし。
しかし、有機農法で作られた、
バナナの方はなぜかNGになってしまうのです。
要するに、「わかったつもり」になって
有機野菜なんか買っていると、
むしろ不健康になったり、地球環境の汚染を
手伝ったりするようなはめになるのです。
だから、どんなことでも
「わかったつもり」でいたら駄目。
「なぜなのか?」ということを
本質から理解する必要がある。
理想的には、人にちゃんと
説明できるようになる必要があるのです。
今日は、これから僕が色々調べて、勉強した上で、
「遺伝子組み換え」「ゲノム編集」の問題点について
話をします。
「遺伝子組み換え農作物」の問題は、
大きく見ると2つあります。
問題点を2つに分けて、本質部分を、要点を、
できるだけ短く、コンパクトにまとめました。
今日の僕の話を聞いておけば、
「遺伝子組み換えは危険なんだよ。なぜなら・・・」
と、周りの人に言葉で説明できるようになるはずです。
ぜひ、話を聞いておいて下さい。
…
遺伝子組換えの問題は、まずそもそもは
「神様でもない人間が、
遺伝子をいじくってもいいいのか?」
という倫理的な問題があります。
ただ、この問題の善悪の判断は、
あまりにも難しいので、今回、
この問題は除外しておきます。
この前提の上で、
遺伝子組換え農作物の問題は2つあります。
まず、1つ目は、
【農薬以上の害毒、実害】
です。
例えば、遺伝子組換えの大豆があります。
アメリカにおいて、大豆生産量の93%が、
すでに、遺伝子組み換え大豆だと言われています。
この遺伝子組み換え大豆の特徴は、
【グリホサートという除草成分に、
強い耐性を持っていること】
です。
グリホサートとは、よくホームセンターで売られている
「ラウンドアップ」
の商品名で売られている除草剤の成分です。
要するに、遺伝子組み換え大豆は、
たっぷりと除草剤をまいても枯れない。
周りの雑草だけが枯れるので、
栽培がとても楽だということで普及しています。
僕の経験上、
大豆の除草は収穫までに3回は必要です。
遺伝子組み換え大豆は、農薬を3回くらいたっぷりと、
しかも、ダイレクトにかけられるのです。
だから、遺伝子組換え大豆は、
たっぷりと農薬を吸収しているはずです。
だから、遺伝子組み換え大豆は、通常の大豆よりも、
たっぷり農薬成分が凝縮されている可能性が
高いのです。
例えば、スーパーで売られている「大豆油」を、
あるテストをしてみると、僕も、奥さんも、
NG判定が出ます。
おそらく、日本で売られている大豆油は、
アメリカ産の農薬たっぷりの遺伝子組換え大豆が
使われているのだと思います。
日本人は、「大豆油、ヘルシー♪」
と思って使っている人もいるはずです。
「大豆油は危険」ということを、ぜひ、
周りに啓蒙して欲しいと思います。
ちなみにですが、油は基本、精製度が
高いものを選んだ方が害が低いはずです。
精製度が高いほど、不純物が取り除かれる
農薬成分も取り除かれる可能性が高いからです。
例えば、ごま油は、黒っぽいのではなく、
太白ごま油のような白い油を選んで下さい。
また、油揚げも注意して下さい。
市販の油揚げの9割が、
あるテストでNG判定になるからです。
このように、遺伝子組換え農作物の問題は、
農薬をまいているよりも危険性が増していること
が理由の1つです。
例えば、遺伝子組換えトウモロコシとか、
遺伝子組換え綿花などは、
【細菌由来の毒素を生み出す遺伝子を、
直接組み込んでいる】
らしいです。
要するに、トウモロコシ自体が
毒素を生み出すようになり、
虫に食われなくなるということです。
あなたは、
「はぁ?え?何?どういうこと?」
と思いませんか?
なぜなら、
トウモロコシが毒素を生み出すようになれば?
【トウモロコシの茎とか、葉っぱならまだしも、
もしかしたら、実そのものに、
毒素が含まれてしまうかもしれない】
からです。
この指摘に対して、科学者は、専門家は、
「遺伝子組換えで埋め込まれた毒素は、
人間には害がない。人間と害虫では、
消化器官が違うから」
と説明していますが、にわかに信じられません。
しかも、
「え?じゃあ、本当にトウモロコシの実に、
毒素入ってんじゃねーの?」
ということなのです。
ちなみにですが、アメリカ産の冷凍コーンは、
あるテストで、しっかりとNG判定が出ます。
どうでしょうか?
農薬をまくよりも、毒素の摂取量が増えている、
実害が増えている可能性があることを感じ取って
もらえるでしょうか?
例えば、農作物以外に、
魚の遺伝子組換えなんかも行われているそうです。
遺伝子組換えサーモンなんかも、
もう、実際、作られているそうです。
遺伝子組換えサーモンは、成長速度が2倍で、
体の大きさが3倍になるらしいです。
しかし、寿命が普通のサーモンよりも短いらしいです。
だから、もし、遺伝子組換えのサーモンが逃げ出せば、
生態系を狂わせて、天然のサーモンが絶滅するかも
しれないという専門家の指摘があります。
しかし、その声に対して、
「絶対に逃げ出さない!」
と、遺伝子組換えサーモンの会社は、
説明しているそうです。
僕の耳には、
「逃げ出しました・・・。すいません」
を言うための、前フリにしか聞こえません。
…
では、「遺伝子組み換え農作物」
の問題点の2つ目の話に移ります。
2つ目の問題は、
【大企業による農民、国民の支配が起こる。
奴隷化が起こってしまうこと】
です。
「はぁ?遺伝子組換えで奴隷?
何いってんの?意味わからん」
と、あなたは思うかもしれません。
ちゃんと理屈、現実的な例があるので説明します。
「特許」という言葉を、
あなたは聞いたことがありますよね?
例えば、フロッピーディスクを発明、開発した人が
特許を持っていたとします。
そうすると、フロッピーディスク作るたびに、
特許を持っている人にお金を払わないといけません。
この特許を、「種」にも適用しようとしているのが、
遺伝子組換え農作物です。
「別に問題があるのか?」
と思うかもしれませんが、多いにありありなのです。
なぜなら、種を支配すれば、
市民の支配、奴隷化ができてしまうからです。
想像して下さい。
遺伝子組換えの種にすべて特許がついたとします。
すべての種が、
使用料を払わないと使えなくなったとします。
そして、種販売会社が、世界で3社だけになってしまった。
日本では、「(株)木多種苗」が、完全に牛耳ったとします。
そうすると、農家の人は、「(株)木多種苗」から、
「おい、ちょっと不景気になったら、トマトの種、
値段3倍の1000円で売ることにするわ」
と言われても、従うことしかできないですよね?
また、こっそりと遺伝子組換えをされて、
変な毒素を埋め込まれていても、
気づくことすらできないですよね?
このように、種を牛耳れば、
食と農業を牛耳ることができる。
食と農業を牛耳れば、
人間そのものを支配することができるのです。
これが、遺伝子組換えの真の恐ろしさなのです。
しかも、これは机上の空論ではなく、
もうすでに歴史的に起こっている事実でもあります。
例えば、2002年、
アメリカのモンサント社(現在はバイエル社)は、
「遺伝子組み換え綿花の栽培で、
農薬の使用量が削減できる。収穫量アップ♪」
という名目で、インドへ乗り出しました。
そして、インド政府に圧力をかけて、
遺伝子組換えの綿花の種しか売らせないように
したそうです。
だから、インド農民は、しぶしぶ、
遺伝子組換え綿花の栽培をしはじめたそうです。
もし、収穫が順調であれば、
まだよかったかもしれません。
しかし、そもそも、アメリカで開発された
遺伝子組換え綿花は、インドに適しませんでした。
だから、農薬使用量が減るどころか、
収穫量そのものが減ってしまったのです。
そのために、一時期、
インド農民たちが、借金を苦にして、
自殺するケースが多発したそうなのです。
種を支配される恐ろしさを、感じられるでしょうか?
今、日本でも、少しずつ、
遺伝子組換え作物の普及が行われようとしています。
あなたは、
「ゲノム編集のトマトが承認された」
というニュースを聞いたことがないでしょうか?
今、
「ゲノム編集トマトはギャバが一杯で健康的」
と宣伝して、広められようとしています。
市民モニターを募集して、
無料で苗を配布して、広めようとしているのです。
これは、戦後、GHQが行った手口と同じです。
アメリカ軍人が、
日本人にチョコレートをばらまいて、
日本人を砂糖中毒にさせたのと同じ手口です。
だから、もし、私たちが、
このまま何もしなければ、
近いうちにゲノム編集が普通になってくると思います。